奥多摩 三頭山・御前山

三頭山・御前山縦走

2025年3月30日(日)

元々の予定がなくなり、せっかくの日曜日なのにブランクとなってしまい、先日歩いた大岳山が面白かったので奥多摩三山の残りの二座である三頭山と御前山も歩いてみることにした。
結果的には歩行距離が31km、累積標高が2100mと結構歩きごたえのあるコースだったが、それ以上にナメてかかったから大変な思いをした。
前日まで東京は雨だったが、そこまで気温も低くなく、その日は軽登山靴とチェーンスパイク、スパッツはトレランとかの薄手のものという軽装だった。
行動時間を長く取りたかったので車で行って峰谷橋から浮橋を渡るルートでスタート。
予定より早く着き5:30行動開始。

ってアレ?山、真っ白??
こっちはしっかり降ったんだなぁ、足まわり大丈夫か?なんて思いつつ峰谷橋を越えて浮橋まで行くと

「橋落ちてるやんけ!!」
水位が低いと通れないって報告があったが、まさか今日だとは…。
急いで車に戻りもっと奥の深山橋からスタートすることにした。
この時すでに6:15。せっかく早く着いたのにな。

三頭山へは奥多摩周遊道路のゲートを越えた登山口から入る。

ここから入るヌカザス尾根は奥多摩三大急登を凌ぐなんて聞いていたものの、正直斜度や距離はそんな大変ではなかったが、段々と雪で尾根道が白くなってゆき、三頭山山頂では10cm程度の積雪となっていた。

軽登山靴で斜面はツルツル滑るので、チェーンスパイクを装着したものの、雪ダンゴがすごい!
数歩歩いて雪ダンゴ落として、また歩いて落としての繰り返し。

普通の登山靴で来れば良かった、軽アイゼン持ってきたら良かった、と反省しっぱなしでコースタイムより1時間半も遅れてる。
行程の半分で1時間半遅れてるなら全行程で3時間遅れるのか?
ピストンにして戻るか?
エスケープするか?
なんて葛藤しつつも歩き通したい気持ちが勝ち、結局最後まで行ってみることに。
本当に良くない。
ヘッデンはともかく、遭対の人に怒られないように、とか山行管理の人に探されないように、とか色々考えながら道中を急ぎ、御前山を経て小河内ダムに下りたのは2時間遅れの17:30だった。
なんとか日暮れ前には下山したものの、ガスにまかれて展望もなく、後半は雨が降り出し、12時間座ることなく歩き続け、君は何のために山へ行くのか?みたいな山行でした。
でもやっぱり楽しかったな。

■メンバー SZ
■ルート

 

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