2022年6月17日
T川さんが新入会員交流山行を企画してくださり、滝子山に寂しょう尾根コースで登ってきました。梅雨の合間の晴れ間を狙った突然の金曜日でしたので、2人だけの交流会になりましたが、終始穏やかで、おしゃべりと笑顔の絶えない山行となりました。
8時45分に笹子駅を歩き出します。予報に反して曇天で富士山ピンチかも。甲州街道を通って桜森林公園を目指します。まずは駅からすぐの、みどりやさんで、笹子餅ゲットしましたぁ。
手書きの道案内など多数あり迷うことなく、30分ほどで入口到着。手動の獣よけの柵が設置されています。準備体操をして、出来たて笹子餅をいただきます。お餅はびっくりするほど、ふわっふわっ~。扉を開けて閉めて柵の中へ。舗装路を少し歩くと寂悄苑入口分岐が出てきて右折。
廃墟の寂悄苑の前を通り、樹林帯をしばらく登り、舗装の林道を横切ると寂しょう尾根の始まりです。急登をしばらく進み、岩稜帯に入ります。
寂しょう尾根はバリエーションルート扱いとなっていますが、よく踏まれていて鎖やリボン、マーキングもされていて迷うこともなく、慎重に行けば大丈夫でした。わいわい、キャーキャー、登ったり、巻いたり。
高度が上がるにつれ、鳥やセミの鳴き声が近くなり、時折吹く風が心地良くて、なんて贅沢と思いました。展望も開けてきて、心配していた富士山が見えました~。更にテンションアップ。問題なく、寂しょう尾根を通過できました。ですが、下山には使いたくない感じです。
小さなピークを2つほど越え12時15分に滝子山山頂。青空ではないけれど、神秘的な景色が。さすが秀麗富嶽十二景№4。三ツ峠越しの富士山がステキです。広くないですが、360度見渡せる山頂。眺望は素晴らしいです。
山頂はハエなどが飛び交っていたので、ランチは少し下った三角点地点でしました。ここで2個目の笹子餅。しっとりとして、また違った美味しさになっていました。
13時下山開始。直後に晴れてきました。ふかふかの落ち葉道から始まり、女坂を選択し、沢沿いを下ります。二人静の群生✿や休憩中に透明チックなトンボが数匹飛んできて、戯れる姿にも癒されました。
ひたすら下って、沢を渡って、藤沢子神社前に15時5分下山しました。長かったぁ~笑
下山後ちょっと道を間違えたら、のどかな素敵な景色が見れました。
電車の時間が迫っていたので、巻き気味に富士山を望みながら初狩駅へ。ホームで着替え、無事に15時35分発の高尾行きに乗り、帰途につきました。
登山者には2人しか出会わず、静かな山歩きができました。滝子山は、山頂の富士山展望はもちろん、岩稜歩き、程よく歩け、沢の音、鳥の声、ヒーリング効果もすごい。とても魅力が詰まった山でした。そして、笹子餅が美味しい。
T川リーダーへ
お世話になりました。歩きやすい絶妙な速度、危険を極力回避する姿勢、危険を察知した時の注意喚起など流石だと思いました。沢の丸太嫌いと言いながら、沢をがしがし横切る姿もかっこよかったです。
色々なお話も出来てよかったです。話題がつきませんでした。楽しい山行をありがとうございました。
■日時:2022 年 6 月 17 日(金)
■メンバー:T川(L)、M山
■コースタイム:笹子駅➞滝子山南陵(寂ショウ尾根)→滝子山→穴沢山分岐を東に入る→藤沢→初狩駅(行動時間:6時間45分)
記:M山