山行実施日;2010.05.02-03
参加メンバー;Ki.K、Mi.M、Na.G、Ky.T、Tu.T
行程;5/2:北上尾7:20-みかぼ森林公園11:00・・・赤久縄山12:10・・・みかぼ森林公園14:00
-まほーばの森(テント泊)
5/3:テント場6:00-天丸山登山口6:30・・・天丸山8:50・・・倉門山10:00・・・大山10:30
・・・天丸山登山口12:30-大宮
みかぼ森林公園の管理事務所のおじさんが、「熊が出る」と大きな鈴を貸してくれましたが、途中、熊の生々しい爪とぎの跡がありました。赤久縄山は「あかくな」と読むと思っていましたが、道標には「あかぐなやま」とローマ字表示してありました。花の多い山ということでしたが、今年は春の訪れが遅く、コバイケイソウとハシリドコロが群生しているだけでした。帰路、1409mのピークの巻き道を選んだところ、突然、道標が現れ早滝(万場)のほうに下山していることが分かりました。すぐに塩沢峠(白鳥岩)のほうへ戻りましたが、この道は廃道化していました。また白鳥岩への道標はあるのですが、これも道は無くなっていました。管理員さんが林道を下った所で白鳥岩が見えるというので、どんなすてきな岩だろうと想像していたのですが単なる灰色の崖でした。キャンプ場のまほーばの森は快適でした。ここを利用すると「村民」となり入浴料が半額の300円になるという特典もついています。
翌日は、野栗沢からアオバトの生息地へ案内してくれるという「すりばち荘」の横を抜け、奥名郷から天丸山登山口へ入りました。途中、桜、桃、レンギョウ、雪柳、水仙が満開できれいと喜んでいましたが、里が春ということは・・・・ミツバツツジは咲いていましたが、アカヤシオはほとんどがつぼみでした。しゃくなげのつぼみもほとんどついていません。馬道を登り、コルに出て稜線をすこし歩くと左側に天丸山への道があります。30mぐらい岩場を登ると頂上につきます。360度の展望です。北東に昨日登った赤久縄山、その右側に西、東の御荷鉾山が、南東に大ナシゲ、赤岩尾根、両神山の連なりが、北に大きくそびえ立つ浅間山、西に雪におおわれた八ヶ岳が望めました。最高峰の倉門山はまったく展望はありません。大山からは叶山、二子山の展望がよく、眺めているうちに赤岩尾根に抜けるコースもおもしろいのではと思ってしまいました。しかし、そのためには岩登りの練習をしなければなりませんが。沢沿いに下り、何回か渡渉を繰り返すと天丸橋に着きました。そこから林道を駐車場まで登りましたが、北海道の登山計画を聞くなどしているうちに着きました。花の名前や地図の見方などを教えていただきましたが、熊除けの鈴がいらないほどにぎやかでした。女だけの山行もこれまた楽しいものだと思いました。
(Tu.T記)