2010年10月15日
参加メンバー:Sh.S(L)、Ma.A、他会のNさん、Iさん(女性)
10/15(金)
東浦和駅20:00集合出発。東北道を女性一人で運転するIさんの車に同乗させて頂いた。23:00頃に飯坂ICを出て奥羽本線、福島から普通列車だと30分の峠駅0:00少し前着。列車が並列に2両入る大きなシェルターの様な建物だ。風雨何でも大丈夫だ。車ごとここに入り、車の脇にテントそして宴会用の銀マットを敷き早速入山祝いだ。明日も早立ちのため早々に就寝。
10/16(土)
5時過ぎ起床。簡単な朝食を取り滑川橋の袂に移動し準備。今の時期は寒いだろうと想定したが昨夜も只今も寒さは感じられず暖かい。だが水には浸かりたくない心境だ。6:45出発。前川に架かる滑川橋の下流際から入渓した。橋の下を上流へ移動しすぐ二俣、左は前川、滑川温泉方向だ。右が大滝沢我々は右へ。紅葉がとても綺麗だ。赤黄緑それぞれが適当に配置され今が旬だ。陽射しも出て、楽しい遡行になりそうだ。
沢全体が開け明るく美しい赤い沢床のナメをヒタヒタと。次から次と適度な間隔で小さな滝、大きな滝。全然飽きさせない遡行だ。透明な綺麗な水、清流の流れ。釜と滝。滝を登り、へつって。更に紅葉の美しさ。カメラの出し入れが忙しい。なかなかこの様な美しさに出会う機会は少ない。やがて大滝7:50でかい立派な大滝だ。右岸を巻いて更に進む。いつの間にか陽射しは消え曇ってしまった。適度な大小の釜と滝が、また幅広の滝、奇岩どれをとっても絵になり変化が有りとても綺麗だった。よって特定してあの滝この釜と、この美しさを紙面での表現は難しく説明は省くが、沢の明るさとやはりこの紅葉と云う背景が有っての渓谷美だろう。特に危険を伴う滝も無くへつって失敗して落ちてもドボンと云ったところか。大滝を含め巻いたのは2か所だったと思う
初心者にはお勧めの沢だ。へつっても努力すれば、滑落しなければ沢全体を通して膝下までの濡れだ。
同行者で胸だか首までもタップリ浸かった方もいたが暖かいと言ってもやはりこの時期は寒いだろう。新緑の頃もまた訪ねて見たい沢の1本だ。
山梨の東沢も錦秋真っ盛りだろう。この沢も秋に訪ねて見たい沢だ。
予定ではまだこの先だが晴れ間も見えないため標高1,330mの二股を左折し、枝沢を30分遡行し登山道1,360mに12:40遡行終了。この登山道は滑川温泉から吾妻連峰の避難小屋「明月荘」へ至る。ここで大休止し靴を履き替え下山開始。途中陽射しも出て軽やかに約2:00で滑川温泉。入浴。ゆっくりと浸かり、お湯はとてもやわらかな感じのお湯だった。その後Iさん一人の運転で我々男性3人は小さい声でビールで乾杯。申し訳有りません。渋滞も無く自宅まで送って頂き重ねて恐縮です。有難うございました。またこの沢を選定して頂いたリーダーのSh.Sさんにも紙面でお礼申し上げる。(Ma.A記)