山行実施日;2014年9月20日
参加メンバー;To.S
ある日山の中♪
熊さんに出会った♪
ラララランランラララ~♪
熊さんに出会った♪
と云う訳で先月山の中で若い熊さんと出会いがしらにばったりと・・・・・。
韓国・雪岳山のトレーニングを兼ねて奥多摩の大岳山日帰りハイキングでの事。大岳山は初めての山で東京都内からもそのピラミダルな山容が気になっていた山で一度は行ってみたかった山でした。
朝8時過ぎに奥多摩駅を出発、ラン効果もあって快調に登ってゆく、鋸山までは2時間のコース、急登を覚悟していたがそれほどでもなかった。
しっかりとした登山道を踏みしめながら歩を進める、久し振りの単独のお山、気持ちが良い。登り降りを繰り返し、最後のピークの階段を登ろうと岩を巻いて前を見たら、何やら黒いものが階段に鎮座しているではありませんか、うん、?∀≒? なんだ? 熊さんだ~と認識するまでほんの一瞬だったが、びっくりした!10mの至近距離。
1分後心臓が高鳴る、落ち着け!「決して背中を見せるな!」と何処からか声が聞こえる。とにかくその場に立ち止まり、一歩も動くことなくにらみ合いが続く。人を見ると逃げると思っていた熊さん一向にその気配がない。
こちらも落ち着いてゆっくり観察すると、ちょっと若い熊のようだ。ツキノワグマは人を襲う習慣がない(例外もあるから絶対ではないけれど・・・・)とも聞いていたので、千載一遇のチャンスとばかりデジカメを取りだして画像を収めた。
しかし熊さん逃げる様子はなく10分経過し、その後上から登山者が来たので熊が要る事を知らせる。熊さん挟み撃ちになった勘定だが、それでも逃げる気配なく20分経過、木に登ったりしながら様子を伺いお互いを見て見ぬふりしながらこう着状態が続く。
困ったな~と思っているうちに下から3・4人のパーティーが来てようやく藪の中に逃げて行った。
後から考えてみると随分人慣れした熊のようだった。ちょっぴり怖かったが、何だか貴重な体験をして得をしたような気分だ。
気分も爽快でその後は快調に飛ばして大岳山、御岳を半ばトレラン状態でケーブルの駅に到着、コースタイムを1時間半ほど短縮。ドッキリだったが良い山登りだった。