一気に、二子山へクライミング 初体験。雨のヘッデン下山

山行実施日;2013年7月27日
参加メンバー;Su.M、Ju.S、Sa.H、Yu.I、Se.O、Sa.H、Yu.O、Mi.S、G1

本来は、榛名黒岩で町田組による外岩クライミング訓練であるが、天候の関係で、雨に強い岩である。全国のクライマー憧れの二子山に転進する。簡単に体験のできる岩場ではない。

前夜、ギヤなどの準備をしていた際に、クライミングシューズを紛失している。不参加表明をしたが、Mさんよりシューズは何とかなるとのことで参加できた。(先日ジムに置き忘れと思う。)

前夜組は、既に中央陵で3点流動分散支点のセットから、懸垂下降時の自己脱出まで進んでいた。当日組(Sa・H、Yu・O、Mi・S、Se・O)も早速準備に入り訓練に入る。


華麗なるセットアップ中のS女史 根性で核心を越えるHさん

O川、S田組は3点流動分散支点セットを繰り返し覚える。H竜、H谷川・O川組は、8/8前穂北尾根山行の為、3人マルチによる支点確保の訓練をする。セット統一を確認できた。

次に祠エリアに移動する。「話がピーマン5.10a」S女史にトップロープをセットしてもらう。始めはH谷川さんです。手厳しい岩である。M田組長より、何らかの手を使っても必ず登攀せよと指示がくだる。2ピン目が核心で悪戦苦闘である。(小雨が降ってきたがここ二子は岩が被っているのと染み出しが少なく早々問題ないところ。)AO/ごぼう、なんでもありで挑戦を繰り返す。さすが救助隊に入っており、頑張って核心を越えてしまう。


二子は少々の雨でも問題なく登れます M田組・恒例のヘッデン下山

島田さんも核心を越え、始点まで到達してしまう。恐るべし、アマゾネス軍団である。全員が時間を掛けても、核心ないし限界に挑戦した。次はビレーの訓練をする。M田組長が全員に対して落下担当になってくれた。当然ジムでの、落下訓練とは衝撃度合いが違ってくる。ギリギリでの登攀中の落下体験をしてくれた。落下者への衝撃緩和手法ビレーの送り出し体験である。S女史がビレーヤーで見本を見せる。

「業師5.12b」20m付近から、ギリギリ登攀中のM田さんが落下、S女史はロープを送り出すと共に(訓練により以心伝心か・・・。)、身体が1m位浮き上がり壁に振られる。同時に両足で壁を蹴りショックを和らげる。本チャンの訓練であり迫力がある。このように、全員がM田さんの落下をビレー体験した。そうそう出来る訓練ではない。ありがたいことである。

M田組長が、一生懸命指導してくれるので、こちらも気が抜けない。全員がこの体験をしたことは大きな財産になったのでは。ビレーは及第点をもらえたので次回に繋げて生きたい。

既に雨が激しく・雷の閃光が間直に見える。M田さん雨に打たれながら、新たな回収方法を見せてくれた。

周りはうす暗くなっており天気図を見ながら時間調整して待機する。小雨になり、今が帰る時である。参加者はM田組恒例のヘッデン付けての下山を初体験した。

初尽くしで、大変であったが、おかげで参加者には、素晴らしい体験ができ、中味の濃い一日であった。次回もまた濃い訓練が待っている。皆さんと共に、自立の道へ!  (Se.O記)

小さくガッツポーズ

二子山で行われたクライミングに参加した。9名の参加者の内、初心者は2名、外岩は初めてという会員外の若い男性が参加されていた。

私達朝出発組が大宮を出て、前日夜出発しているリーダー達に連絡すると、もうすでに二子山に到着して、準備を始めているとの事。リーダーの意欲や意気込みを感じて、私も頑張ろうと思う。

到着すると流動分散、懸垂下降の準備がされている。今日の私達初心者の訓練内容は、流動分散の仕組みの理解、懸垂下降時の自己確保、懸垂時の仮固定、その後再度懸垂、登り返しの復習、ビレーの練習であった。

一つ一つ確実に行うことが仲間や自分の安全につながることなので、緊張しながらも、冷静に行うように心がけた。

懸垂時の仮固定は片手で確保器とロープをしっかり握り、片方の手でロープを手繰り上げて操作する。

今日は足場が良いが、足場の悪い場面も想像しながら慎重に行った。仮固定を解く時も慎重さが必要である。懸垂して下りて来た時はほっとした。その場で登り返しの復習を行う。

その後場所を移動し、「話がピーマン」というとぼけた名前の付いた岩場でクライミングを行った。若い男性の登りは、みごとで見とれてしまった。クライミングにはどのような身体的な要素が必要かを見せつけられた。筋力、柔軟性、脚力、バネ、バランス、どれも遠い昔に失ったものばかりで気落ちしてしまう。

しかし、登りの途中、雨が降り出したにも関わらず必死に登るSさんの姿を見て、私も挑戦してみようと勇気を出す。やはり難しい所ではすぐあきらめ、ロープを伝って登りどうにか終了点まで登ることができた。下からは見えないので、小さくガッツポーズ。

最後はビレーの練習をする。急に落下したリーダーを確保する練習である。体重差があると浮き上がってしまい、いつも怖い思いをするので、緊張したが、仲間のアドヴァイスや掛け声でどうにか無事終了する。

完璧というわけにはいかず、まだまだ経験不足で練習が必要である。

ここ二、三か月のジムでの練習や外岩での練習でクライミングにどうにか慣れてきたところである。

今回のような目的をもった訓練は、初心者にとって技術的な面ばかりでなく、安全性を重視する考え方や周囲の仲間や環境に対する心構えを植え付けてくれたように思う。

また、気兼ねなくコミュニケーションを取ることが大切であることも実感できた。自立した登山者にほんの数歩近付いただろうか。

このような機会を頂き、リーダー、サブリーダー、同行した仲間の皆さんに感謝します。大宮労山に入会して良かったなと思っています。    (Mi.S記)