2015年9月19日
中央線沿線の山、セメイバンと云う珍しいピークのバリエーションルートに行ってきました。I村さんのお奨めのコースで、名前の由来を調べてみた。どうやら平安時代の陰陽師・阿部清明の伝説が残っていると云う事らしく、この土地で灌漑用水路の建築に失敗して没したとのことだが、どうだか?猿橋駅からバスに乗り奈良子集落の林入口で下車、愛郷橋を渡って東尾根を目指す。どこから登るのか道が判りにくく、地図とコンパスでそれらしき登山道を進むが、やがて道も消えて、本格的なバリエーション、急斜面を無理やり登って尾根に辿りついた。バリ尾根はとにかく尾根筋にある事が肝要、ぬかるんだ斜面を登るのに四苦八苦、大汗かいてしまった。全員揃ったところで小休止し、水分補給です。展望は全くなくかすかに踏み跡らしき道を忠実に登る、ところどころに茸が生えているけれど、食べられるかどうかは判りません。1時間ほどバリを進み休憩すると、何やら獣が掘った?後のようなすり鉢型の穴が現れた。どう考えてもイノシシが体を擦り付けた後のような円形の小さな穴です。イノシシがどんな所で寝るのか定かではないが、「イノシシの寝どこ」に落ち着いた。森に囲まれた尾根道をひたすら登ると何の変哲もないピークに出て、そこが目的地のセイメイバンだった。今一特徴の無い頂上です、取りあえず休憩して行動食を補給、展望もなしだが、2時間半ほど、結構登りがいがあった。ここからは一般道、アップダウンを繰り返しながら桜坂、葛籠峠(トヅラ)、笹平を経て稚児落としまで途中昼食タイムを取り、休み休みのんびりと進む。流石に稚児落としはその名の通りの岸壁で圧巻だった。何だかんだ岩殿山に到着、日帰りのハイキングでいい汗かきました。メンバーの皆さんお疲れ様でした。(記 塩T)
9月19日(土曜日)メンバー:LI村、島D、K坂、塩T