2018年4月26日
9年ぶりに同じコースで鳴神山に登った。前は5月9日であったが、今年は暖かいのでほぼ同じ時季と思う。
①勝紅草 案内板にはカッコソウは勝紅草と書くとあった。
以前二ヶ所の植栽地がありどちらも花が咲いていた。しかし、南側の植栽地にはもうカッコソウはなくなってしまったと地元の方が話していた。北側の植栽地も随分少なくなっていると感じた。 桐生市のHPを読むと色々と原因が推測出来る。光量(杉林と落葉広葉樹林の違い)、花粉を運ぶ昆虫、個体数の減少と遺伝的な多様性の消失の悪循環・・・等々。カッコソウの仲間サクラソウについては鷲谷いづみ氏が著書に詳しく書いている。
②鳴神菫?
今回、K塚さんに案内して戴いた場所にはヒトツバエゾスミレ或いはその白花のナルカミスミレと思われる個体があった。 以前撮った写真の中にも白いスミレが残っていた。以前はスミレにはあまり目を向けなかったので写真を撮っただけで終わっていた。
③山吹草
前に来たときに初めて見たヤマブキソウだか、今回一株も見つけられない。
④浦島草と蝮草
前回、ウラシマソウも一株だが初めて見た。今回はあちこちで眼にする。よく見ずマムシグサと勘違いしていたのかもしれない。
⑤コイワカガミ
前はあっちこっち咲いていたが、鏡のような葉はあるものの花は咲いていない。もう咲き終わってしまったのか?
⑥アカヤシオ
咲き残りの花があったが、今回は見あたらない。
⑦ヒイラギソウ
今回初めてその存在を地元の方から教えて貰った。蕾だったがいつか花も見たいと思う。
⑧フタバアオイ
花の百名山鳴神山の花も変わっていたが良くも悪くも自分自身も変わっていたようだ。
【参加者】CL:K塚、S古よ、S木、K端、T橋か