那須 茶臼岳 1日の変化と10年の変化

2020年9月28日

関東は久々のピッカーンの晴天の予報。やったぁ。思い立って那須に向けて車を走らせた。が、車窓から見た男体山は雲を被っている。高原山も然り。見えるのは古賀志山のみ。あっぢゃー!那須はもっとダメか。

殺生石近くになるとガスと風。ワイパーを動かす。周りは真っ白。峠の茶屋駐車場に止めるも風と霧雨。あー、ここでこんな風じゃ、上は無理そう。仕方ないダメなら引き返そう。

6年前の927日、御嶽山が噴火した。その時ここにいた。姥ヶ平から呑気に茶臼を眺めていた。下山後スマホのスイッチを入れるとたくさんのメールや着歴があった。

もう10年も前になるか。通勤途中、大宮駅に『ビッグレッド那須』というポスターを見た。真っ赤な姥ヶ平からの茶臼だった。

そのポスターを現実にと思い、その年にここに来た。真っ赤だった。茶臼だけでなく、その周りの稜線も真っ赤。真っ赤な壁に囲まれていた。ひょうたん池に映る逆さ茶臼(?)も真っ赤。正にビッグレッド那須だった。その後もコースを変え、何度かこの時期に姥ヶ平を訪れた。今年も来た。

峰の茶屋避難小屋に着いたが、当然もっと強風。時々青空が見えるものの雲の動きは早い。ガスの中、耐風姿勢を取らないと飛ばされる。私の体重なんて無力だ。足元もおぼつかない。このハイキングコースは荒れる確率は高い。

しばらく様子見。迷った末、安全を考えて三斗小屋分岐に下りる事にした。向かい風を受けながら下る。樹林帯に入ると風は弱まってきた。見上げると青空が広がっていく。ハイキング日和になってきた。姥ヶ平までも無風状態。今朝の強風はなんだったんだ! でも見上げる稜線はまだ風が強そう。

姥ヶ平手前、茶臼が見えた。ん? 碧い! 紅葉していない。周りのブナ林の葉は黄色いが葉先は茶色だ。周りの稜線も碧い。ひょうたん池に映る逆さ茶臼も碧い。まだ青臭い青年? 10年前の今日はビッグレッドだったのに! 水面にはさざ波も立たず、碧い逆さ茶臼が穏やかだ。今朝の強風はどこ吹く風?

今年のみ碧いのか? いえいえ、数年前も赤くはあったがビッグレッドではなかった。でも、こんなに碧いのは初めて。じゃ、よく言われる温暖化が原因? それと今年の夏の気温のせい?

異常気象は、山では顕著に始まっていた。

山行日 928

メンバー TN(単独)

コースタイム

駐車場8:00-峰の茶屋避難小屋8:409:30-三斗小屋分岐10:00-姥ヶ平104011:40-牛ヶ首11:50-峰の茶屋避難小屋12:20-駐車場12:40

まだ碧い逆さ茶臼岳
まだ碧い逆さ茶臼岳