2023年11月25日
10月の学習会で地図の読み方をO野さんに教えていただいた。コンパスの使い方と同時に今回の中ブロの読山行予定ルートの地図を使って尾根や谷の位置、瘦せ尾根の読み解き方等を学んだ。今回はその実践編だ。座学での知識を実際の山行で活かす事が必要と思う。去年に引き続き中ブロコラボ第二弾。実施できて良かった。
(西吾野駅で班毎に準備)
西吾野駅を出発し、山に入る前に地図と現在地を照らし合わせて、コンパスを使ってみた。よし、出発。私達の班だけ急登を行くようだが、まずは取り付きを探す。急な階段を登った後は薮と滑り落ちそうな急登だった。地図で急登だという事は判ったが、薮かどうかは行ってみないと判らない。
(取付きの階段)
その後も、急登・痩せ尾根・判りづらい分岐等あったが、まず、現在地が判らないと迷子になるという事を実感した。
(O野さんが、なぜ等高線がくっついているのか悩んだという痩せ尾根)
(地図で確認)
また、地図上では5m位の小ピークと思わしき所が、実際はピークではなく、林道で寸断された尾根だったという所があった。里山ならではの事なのだろうが、小ピークと認識し、現在地を間違えそうだ。地図は国土地理院、林道は林野庁の管轄なので縦割り行政の弊害だとの事。一方で、迷子になった時は、その、地図には載っていない林道を下ればどこかには降りられるらしい。納得。
(分断された尾根の林道上で地図を確認)
変人TN好みの、花無し・展望無しの尾根だが、地図読み学習に適した尾根だったように思う。
(最初のピークで集合!)
(最後の班が来ない、遭難したかなと心配?しながらのんびりお昼ご飯)
関係した皆さん、ありがとうございました。
記:TN