2024年4月13日(土)
3 月7 日に募集開始、6 名での沢山行となりました。
5 時 50 分に武蔵浦和駅西口に集合、2台の車に分乗し、勝沼 IC を経て景徳院入口から曲り沢に沿った林道を走り、終点らしき場所に駐車し、身支度を整えます。
10 分ほど林道を歩き、橋のある場所を目安に入渓しました(10 時頃、標高約 800m)。まだ 4 月なので水は冷たくないだろうか、寒いのではないかと案じておりましたが、そんな心配はいりませんでした。よく晴れた青い空、周囲の苔と新芽の緑、黒い岩の間を白く流れる水、いろいろな要素の自然の美しさに囲まれて歩ける沢山行は魅力的です。
曲り沢の水はとてもきれいでした。開けていて気持ちいい!
私は足袋型のラバー(モンベル製)の沢靴を履いて、フエルトの靴底をザックに入れていました。ナメはひどくなかったので、フエルトは出しませんでしたが、時々、ナメに足を乗せて滑ってしまい、ひどい時は腰まで水に浸かってしまいました。ラバーが良いかフエルトが良いか、いつも悩むところです。
私は、沢を歩くのがとても遅くて、健脚の皆様との間がどんどん広がってしまいます。リーダーのC葉さんが「小西さんは、難しい方、難しい方を歩いていっちゃいますね」「山なんだから、どこを歩いてもいいんですよ。」とのアドバイス。沢の中を歩くことに固執してしまっていたけれども、沢から上がって地面を歩くことも OK、自分なりに優しく歩けるルートを視野を広くもって歩くことが肝心なのだと、教えていただきました。
曲り沢は、小さな滝がいくつもあり、ロープを出すような難しい、高い滝もなく、私のような初心者でも歩ける沢でした。ところどころで休憩をとり、登っていきました。
大谷ヶ丸の手前が沢の終了点(標高約 1300m)。一般道に出る道が、ものすごい急登で、四つん這いで必死に登ります。
やっと稜線に到着。ここでフエルトの沢靴を履いていた人は登山靴に履き替えますが、ラバーの人は履いたまま下山するのが良いとのこと。曲り沢峠を過ぎ、1235m 付近のコルから右に伸びる急坂の尾根を降りた時、ラバーの足袋は、軽くて、フリクションがよく効いて、激坂でもしっかり地面に足を置いて歩けます。底裏が薄いせいか、地面を踏み締める感覚がストレートに伝わってきて歩きやすいです!これは大発見でした。
最後に渡渉し、駐車していた車まで戻って終了
(15:30 頃)。
私は、2年ぶりの沢山行で、不安もありましたが、皆様のサポートのおかげで無事に歩き通すことができました。ありがとうございました。とても楽しかったです。地図読み、ルーファイの力をつけたいと思います。
【メンバー】C葉(L)、T川、T安(SL)、O竹、K木、K西(記録)
【天候】 快晴