奥高尾・要倉山 プチバリに惹かれて 

山行実施日;2013年2月23日
参加メンバー;Yo.S、To.F、hama、Ma.S、To.S、Tu.T、Yu.I、Mi.I

身近な高尾にもハイカーが少ないエリアがあることを最近知りました。

今回歩いた奥高尾・要倉山はまさにその様なコースです。

最近手に入れた高尾山・登山詳細図(1:12.5000)で調べてみると、登山道の破線ルートはありませんが、東西に伸びる明瞭な尾根が確認出来ます。

ちょっぴりプチバリエーションを楽しめそうと期待を込めて参加させてもらいま里山の難しさの一つは入山口を探すことでしょうか…尾根に向かって見当をつけた細い道を登り始めると、イノシシの防護ネットに行く手を阻まれますが、うまくネットをかわして滑りやすい急登を頑張ると程なく稜線に出ることが出来ました。ここからは地形図にコンパスを合わせ、頭上にある送電線で現在地を確認しながらゲームのような地図読み山行を楽しみます。

以外とアップダウンの多いコースですがモミの木の伐採で視界もあり、何より一人もハイカーに遭わない静かな山歩きでした…メンバーの楽しい賑やかさは別でしたが。   (Yu.I記)

いいGB(ガイドブック)見つけた!

奥高尾・要倉山

要倉(ようくら)山(やま)に登ってきました。と書くとその山はどこにあるのか、と必ず聞かれるでしょう。景信山から陣場山に延びる長い尾根の北側にやはり東西に延びる尾根上にある山です。地形図、山と高原地図にも山名は記載されていますが、登山道の記載はありません。

年齢とともに体力の減退を知らされて以来ハイキングに徹して山登りを楽しんでいます。しかし、近くの山はほとんど登りつくしていて新しいコースを探していたところ一冊のガイドブックに出会いました。題して「親しみの登山」、著者は「登山時報」にもしばしば登場する石原裕一郎氏、発行所は「心交社」という私が知らない出版社です。

著者は「はじめに」でこう述べています。

『日帰りで登ることができる低山を紹介するものです。それも、高尾山とか高水三山といった有名どころはバッサリと割愛し、山岳地図などにも山名が記載されていないようなものながら、一部の登山愛好者たちから高い評価を受けている山ばかりをセレクトしてあります。』

書店でこの本を手にしたとき「あったあ~」と声をあげそうになりました。要倉山はその第一弾です。これからはこの本のメニューから選んでガンガン登るぞ!

実際に、要倉山に登ってみていろいろ考えさせられたことを挙げておきます。

①里山の特徴といってよいと思いますが、取り付きがはっきりしないこと。今回はたまたま近くに農作業をしている地元の方がいて登り方を教えてもらえたのでラッキーでした。しかしそこは踏み跡もない急傾斜地を這い上がるというところでした。

②尾根に上がったらほぼ踏み跡が確認できましたが、ところどころそれが消えていて地図読みを迫られました。地形図とコンパスは必携です。

③歩行時間はガイドブックによれば約210分ですが、私たちは約330分(ただし休憩時間を含めて)を要しました。著者はアルパインクラスの人ですから、高齢者の私たちは五割増しくらいを見込んでおいた方がよいと思いました。

著者は「はじめに」でこうも述べています。『紹介する山を選ぶにあたっては「安全に登れる」ことを重視しました。』そしてさらに『安全に登れる低山だからといっても《お気軽に登れる》という意味ではありません。必ずそれなりの準備をしてから出発するようにしましょう。』

著者の注意書きを心して登っていきたいと思います。     (Yo.S記)

奥高尾・要倉山

唯一残された 静かな尾根歩きの道

なぜか、突然、日光白根の山行が中止となっていた。天気は良い。世古さんのハイキングは地図読みだ!おもしろそう、Iさんと急きょ参加を申し出る。さっそくトレッキングマップで地図を出し、尾根筋にマーキングする。問題は取りつき、里山では道迷いすること数知れない。

落合橋を渡り、すぐ右に見える尾根が要倉山の始まり、この少し先の竹林から登るとある。竹林は一か所、民家のわきから登ると、農作業をしていた男性が「要倉山か」と笑いながら話しかけてきた。山里に住む者は、山は登るためのものではなく、恵みを得る場所。「タケノコを食い荒らすので猪除けの柵がある、避けていけば登れるよ」というので、一気に尾根までよじ登る。

リーダーから、先頭で地図読みをと指示がある。鉄塔まで思いのほか時間がかかった。休憩なしの声掛けにブーイング、このメンバーに逆らえるはずもなく、景色を楽しむことにする。要倉山で昼食、この昼食はリーダーが八王子駅で、「陣馬の栗飯」ならぬ「陣馬の鳥飯」(秋限定のため)を買っておいてくれたもの、ボリュームたっぷり、その気配りに感謝!

ところどころに赤テープがあり、尾根を外さぬように登る。トラバースルートは一つもない。落ち葉の上にうっすら雪が残る急坂は、踏み跡もなく、滑りやすい。やっと上ったかと思うと、また下りだ。意外とハードで、しかもFさんの嘆き節が、掛け声のようで楽しい。

高笹山の取りつきは、南東側が伐採され、景色が一変する。北斜面は雪景色。しかし、小さな杉にもしっかり花がつき、今年の花粉はすざましそうだ。山頂は低い笹原が広がり、暖かく春を感じさせる。ここからの下りも樹林帯の中だが、尾根筋を外さないように、慎重に下る。やがて、和田峠に通じる車道に出る。高岩山東尾根の取りつきは、崩れており難しそうだ。リーダーより「技術には個人差がある。このまま下る」と指示がある。40分の車道歩きで、陣馬高原下バス停へ、バスは行ったばかり。もちろん茶屋にてビールで乾杯。誰にも会わないという意味では、静かな尾根歩きだが、とてもにぎやかな山行だった。    (Tu.T記)

高尾・要倉山

和田峠から林道を歩く事40分。やっとの事で陣馬高原下バス停にたどり着いた、と思ったらバスは行ってしまったあと。次のバスまでは1時間待ち。でもご安心。

バス停前の「山下屋」生ビールでのどを潤し、ほっと一息。付き出しに出された「みそ」が絶品。塩分ひかえめ、ネギとノリのかかったなめみそ。つまみに注文した手作りこんにゃくもまた絶品。歯ごたえがよく、あのごっつい芋から手作りした感が充分。でも山下屋さんの本当の売りは「陣馬そば」。地元のいかり草、よもぎ入りの60年の伝統ある味だそうです。私たちは昼やじるしに食べた駅弁のとり飯弁当のお蔭でお腹がすかず、食べられませんでした。陣馬高原下に行った人は、バス一台送らせても、ご賞味あれ。
(Ma.S記)

陣馬高原

バス一台遅らせても寄りたい店