|雪山縦走|白岩山雲取山

山行実施日 2016 年 1 月29 日夜発 30 ~31 日

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

玉県側三峰神社からの雪山縦走 である。12人のメンバーが3パー ティーに分かれて白岩山、雲取山を 目指した。前日夜テント泊した大滝 道の駅は屋根付きの駐車場と暖かい トイレ付きである。しかし、天候は 霙から雪に変わろうとしている。朝 起きたときすぐ積雪を確認した。 「ラッキー、曇りがちだが、雪は 降っていない」朝食後、装備の分担 をして三峰神社駐車場に出発する。 K 藤さんはこの日のために、チェ ーンを購入して準備して下さった。 奥宮入り口で登山届を提出。精鋭 ぞろいの先発隊の後をゆっくり進む。 先発隊が歩いた後に足を入れるが、 少しでもそれるとスボッと靴が沈み 歩きにくい。なだらかな登りを無言 で必死に登る。やっと炭焼き平に到 着。寝不足とリーダーという名称の 重圧で元気が出ない。 地蔵峠を過ぎ、霧藻が峰では西側 に展望が開け、でーんとしている和 名倉山、ギザギザの両神山が見える。 素晴らしい展望で少しエネルギーが 沸いてきた。しかし、ここから前白 岩山まで急登が続く。重い雪靴、1 2本アイゼンがさらに重さを増す。 アイゼン歩行は安心だが、重さに負 けそうである。「一歩一歩雪を踏みし めて歩けばいつか山頂に近づくよ」 と自分を励ましながら白岩小屋に到 着する。中では先発隊が先に休憩し ている。小屋は現在使われておらず、 布団などがそのまま朽ちかけてい る。物悲しい雰囲気である。 先発隊リーダーのH 谷川さんは後 発隊の皆さんのペースを心配して顔 を見てから出発するという。全体リ ーダーとして私が配慮しなければな らないのに申し訳ない。 後発隊が小屋に着く前に私達ほの ぼの隊は出発する。小屋からも登り が続き白岩山に到着する。山頂は尾 根から少し西側に入る。私の今日の 目的の山に着き、ほっと一安心。嬉 しさがこみ上げてくる。笑顔で記 念の写真を撮ってもらう。 ここからは芋の木ドッケの巻道で ある。雲取山に行く前に2,3人の 方に「ここが凍っていたら危険だよ」 とアドヴァイスを頂いた下り、慎重 に一歩一歩降りてゆく。ここまでア イゼン無しで歩いてきたK 坂さんも チェーンアイゼンを装着する。稜線 を登りやっと雲取山荘に到着する。 今日の行程は雲取山まで行く予定だ ったが、時間も16時を過ぎている のでテント泊の準備をする。私達小 屋組は荷物を部屋に置き、ちょこっ と炬燵に入ってみる。K 藤さんお勧 めの豆炭炬燵が暖かい。部屋は暖房 が無いので、夜は炬燵を囲んで寝る のである。テントに12人のメンバ ーが入って夕食を取る。食担の菊T さんのアイデアで煮ながら食べるこ とができる『水炊き』が美味しい。 鶏肉、豚肉、白菜、きのこ類、豆腐 (チューブ入り)、トッポギ、ネギ。 ぽんずダレとごまダレでいただく。 肉を取りすぎたメンバーがお叱りを 受けたり、あまりにも狭いので足が つりそうになったり、笑いが絶えな い。翌朝、元気なメンバーは雲取山 にご来光を見に行き、朝食後快調に 三峰神社まで下山し、50の山、二 山の登攀を終了した。 (記 島D)

雪の道しるべ
雲取山への道は、一歩一歩が長い 道のりになってしまいました。理由 を並べれば、それまでの訓練不足で あり、前日の睡眠不足であり、両膝 にサポーターを付け血行があまり良 くなかったのか。計画の段階で自分 の力を見極めきれなかった甘さなど、 数々でした。申し訳ありません。 歩きだして1時間ほどでアイゼン をつけ、それから1時間弱で、段差 のある所を右足から登り左足を引き 上げようとした時に、左足のふくら はぎ上部がつりそうになったので、 なるべく無理な力は掛けず小股で歩 くようにしました。少しその状態で おりましたが、思うようにいかず、 同じ班のK 坂さん、K 藤さんに共同 装備と自分のピッケルまで持って頂 きました。すみません。 白岩小屋でツムラ68をH 谷川さ ん、石村さんから分けて頂き、芋の 毛ドッケはアイゼンをひっかけぬよ う一歩ずつ慎重に進みました。大ダ ワを過ぎ、「あと少しで小屋だよ。」 という声を支えに、黒い建物が見え、 「着いた。」という言葉が、これほど 素晴らしいものかと思ったのも束の 間、そこは使用していない昔の山荘 でした。でも、あと少しだろうとい う思いを一足ごとに込めて進み、ザ ックがコロンと建物の前に3つ並ん でいるのを見たとき、「これで、もう 進まなくて良い。」と思いました。ア イゼンを外し、テントを組み立て荷 物を振り分けた後、テントの中に入 り夕飯の支度になると、「温かい」こ とがとても価値のあることだと感じ ました。 参加者12名を3班編成で行動し、 班の皆さんや他の方々に本当に目い っぱいフォローして頂きました。足 が辛い時に声を掛けられ、人の声の ありがたさを何度も感じました。 まずは自分自身の体調管理が出来 てから参加すべきと思いました。 沢山の方に御迷惑をお掛け致しま したが、収穫は大きく、「一歩ずつ進 めば必ず目的地に到着できる」「一人 の力で出来ないことが集団では可能 性が広がる(ただし、基本的な準備 はした上でのことだと思います)」な ど、普段の生活にも自分を支えると ても貴重な経験になりました。 先日、片足1kgの重りを買って 来まして、少しの時間ずつ着けるよ うにしています。今度は他の方に御 心配をかけずに登り、帰って来られ るように致します。 ありがとうございました。(記 植M)

コースタイム 30日:三峰神社p8:00 発―霧藻が 峰10:18 ―前白岩の肩11:15 ―前白 岩山12:24 ―白岩山13:54 ―雲取山 荘着16:30
31日:雲取山荘6:00 発―雲取山 雲取山荘8:45 発―三峰神社p 14:15 着

メンバー 島 D(L)、 H 竜 (SL) 、 I 村 植 M 、 O 川 、 K 藤 、 K 坂 菊 T 、 塩 D H 谷川 、 結 K 他会1名