秩父 大ドッケ なごり雪の秘密の花園

2018年3月24日

大ドッケ? 福寿草? どこかで聞いた事あるなぁ。10年以上前に行った秩父の山かも。秘密の花園かな? その頃、ネット検索も全くヒットせず、伝聞のみだった。浦山ダムにテントを張り、リーダーはルーファイしながら、結構なザレ場を行ったような…。私はついて行っただけだったけど。今はどうなっているんだろう。

前泊。ダムに到着。当然持ち寄りの食材でディナー開始。良く飲んで良く食べ良く喋った。明日は山だよ。アルコールは山と同じ自己責任だからね。

日帰り可、というコースなのでゆっくり8時起床。

テントを出ると、秩父の街並みの上に日光連山が浮かぶ。快晴。朝食の時ちょっとした大議論があり出発が遅れた。
大日堂のPには既に4台駐車。どうにか2台を滑り込ませて出発準備。既に8:30。前泊してこれ以上遅くなったらK藤さんに、また何を言われるか! ハヨ出発シヨ。
登山口からして既に地図読み状態。「確かここから入った」「いやいや、ここは帰りの下山口だよ」そのまま進む、がやはり変。引き返す。杉林の道に入る。さっきの道と合体。合ってたじゃない。更に黄色の杭や堰堤など目印を見つけながら行く。「GPSで現在地を確認したい」「確認は高圧線や沢なんかの目印になるとこでやれ。時間がもったいない」「休憩してる時ならいいでしょ。ちょっと不安だから確認したいだけ」どっちの言い分もごもっとも。まーまー。

地図読み山行は更に続く。廃屋を過ぎて左に下りる杣道発見。「確かここから下に下った」と私。赤テープもある。右に行くと尾根に出ちゃいそう、等々話し合いの末、杣道を行く事となった。急に細くなる。昔、この杉林あった。でも鹿避けネットは無かったなぁ。2日前の雪でグチャグチャツルツル。そのうち道は急な斜面を上る。ここで引き返す? O知さん偵察に行く。「道に出ましたー」と上から声が降ってきた。ネットを掴み、キックステップでようやく登った先に先程の林道出現。地図読み失敗!
その後は順調、11:00沢分岐に到着。今度はこの沢を詰めて行く。わさび田らしき苔蒸した石組みを登る。行けども行けども福寿草らしき物なし。福寿草どころか雪が出てきた。二日前の雪だ。春の雪なのでベチャベチャズボズボ。壺足で行く。行けども行けども花なんてない。

「雪に埋まってるんじゃない?」「福寿草だから南斜面に咲いてるだろうからきっと見られるよ」全て臆測。一時間以上歩いてるのに。スピードは遅くなり減らず口も少なくなってくる。と「何を見に来たんだっけ?」「は?H竜っち、大丈夫?」今度はリーダーO知「福寿草って何色?赤でしたっけ?」オイオイ、次の学習会に花についての講師やるんじゃなかった? 春の雪以上に力が抜けた!

少し休憩を、とリュックを下ろした途端「上に人がいる。止まってるよ。きっとあの辺なんだよ」H竜さん先見に行く。「おーい、そのまま上がって来ーい」「H竜っち、ほんとー?」と半信半疑。ところが、数メートル登ると、足跡の溶けた雪の中から福寿草が顔だけ出していた。“初めの1本”。あ、あの大木、見覚えある。あの下に咲いてたよー。目印の大木に到着。一面の雪の中、木の根元にちらほら。良く見るとあちこちで雪の下から顔を出している。踏まないように。健気。かわいい。雪が無ければここ一面真っ黄色なのに。でも、雪の福寿草も風情があるね。

すでに12:30を過ぎていたため、記念撮影をして大ドッケを目指す。沢を詰めず、右の稜線に出ることに。ところが、「土だ。グチャグチャ」「ギャー、水が溜まっている」「これじゃ、田んぼだよー」今までより悪路。どうにか稜線に出る。こっちもズボズボの雪。踏み抜いたり、泥にまみれたりしながらやっと独標到着。稜線上は雪が多い。木の間から武甲山が見える。

13:45大ドッケに到着。が、ヘッデンになる前にと、休まず下山。下山はスムーズ。61号鉄塔の所でちょっと迷ったが、登りの迷トラバース⁇を考えると迷った部類には入らない。
15:55駐車場に到着。スパッツは泥まみれになったが、ヘッデン使わなくて良かった!

二日前の雪で真っ白の秘密の花園。だんだん“秘密の花園”ではなくなってきているようだが、こんな“秘密”は、このままずっと静かに守って欲しいな。

期日

3月23日(金・前泊)〜24日(土)
メンバー
(L)O知、A部、I田、S田と、H川、H竜、T中た

コースタイム
大日堂P8:40ー林道終点9:40ー沢分岐11:00ー花園12:35ー大ドッケ13:45ー61号鉄塔15:20ー大日堂P15:55

記:T中た