2022年4月17日(日)
午後から崩れる予報なのに作場平の駐車場は8:30でほぼ満車だった。車を停めて早速準備。入渓点まで700mくらいなので沢靴も履いてしまう。でもハーネスは使わないだろうと装着せず。
入渓点は木橋があって分かりやすい。水温はどんなものかと沢に足を入れてみると、気温は一桁だったけど、水は思ったより冷たくない(と個人的には思った)。
滝らしい滝はなく、河原とナメと苔が続く。濡れたくないのでこの時期にちょうどいい。我々パーティー以外、誰も入っている様子もなく、静かなところもとてもいい。
いつ降り出してもおかしくない天気だったので、当初予定していた黒槐沢を詰めあげるのはやめて、途中の二股で水干沢に進んだ。ざっと一時間のショートカットになったと思う。久々の山歩きなのでちょっと距離を歩きたいという小目標があったが、雨の中を長い距離歩くことは望んでないのでよしとする。
水干沢は多摩川の源流らしい。黒槐のほうが標高が高いのが気になるが、染み出す地点は水干のほうが高いのか? 最後の小滝を超え、だんだんと細くなっていく沢を追っていくと、沢が行き止まった。ちょろちょろと水が染み出し、ミニチュアのような淵ができ、溢れたわずかな水が低い方へと流れ出ている。まちがいなく多摩川の源頭だった。
源頭部から60mほど上がると水神社にドンピシャで出る。稜線はまだ上だが、東京都水道局が源頭部の近くまで登山道を整備しているからだ。ここから下山となるが、意外に天気が持ちこたえてくれているので、笠取山を踏んでいくこととしたが、歩き始めるとすぐに降り出した。どんどん雨脚は強くなっていき、終いにはアラレとなり、カッパを着込んでの下山となった。濡れない沢を選んだけどやっぱり濡れた。
■メンバー (L)C葉、H高、Y田、T安
■ルート 作場平8:55~入渓9:10~二股10:35~水神社11:40~笠取小屋~作場平14:00
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**T安**
いや~、つべたかったです。
足は凍傷になるかと思うほどコゴエました。
なるべく水につからないように。
久々の沢(3年ぶり?)に行かせていただき、リーダーおよびメンバーの皆さまありがとうございました。
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