長瀞アルプス&権田山 お花とヘビ

2022年4月10日

4月10日「長瀞アルプス」&「通り抜けの桜・権田山」を計画し、11人で出発した。人数が多いので、二班にわけた。長瀞アルプスは冬場しか登ってない。春は初めてです。ワクワクすると同時に、恐ろしい不安が、自分の気持ちを暗くした。実は私、超『蛇』が苦手。だから、これからの季節、特に暖かい春には「里山」には登りたくない。さて、どうしよう。二班あるから、先に登って追っ払っておいてもらおうと、心密かに決意。先発班に先に行ってもらう。

暑い春の陽気だ。この山はあまり人の来ない静かな山であるが、コロナ禍になってから、とても登山者が多い。この日は一番の人出。行列になるほどだ。これでは『蛇』もゆっくり散歩はできないだろう、と、内心ほっとした。

冬枯れの森にピンク色の「ミツバつつじ」が華やかに光っていた。あまりの美しさに気分が高揚して、あの蛇の恐怖をすっかり忘れてしまった。

無事に「長瀞アルプス」を通過し、あの厳しい階段も終わり「宝登山」山頂に辿り着き、昼食を取る。大勢の人で、まるで、東京の「高尾山」のようだ。食べ終わって景色を楽しんでいると、T橋とさんが小さい声で、「H田よさん、まむしがいたよ」と、両手を伸ばし、30センチ、50センチのつもりか。「えっ嘘」「頭三角だった。」という。先発班の人たちも「うん、うん」と言ってる。どうも本当みたい。やっぱり出たか! やはり先頭を歩かなくてよかった。

その後はロープウェイで下りる人と、歩いて下山する人に別れ、「不動寺」の「通り抜けの桜」で待ち合わせした。ロープウェイの方が当然早いに決まっているから、アイスクリームをのんびり食べていると、「今何処にいるのですか? 福田さんが見えない」と、電話がかかってきた。びっくりして走る。なんでそんなに早いのか。

「通り抜けの桜」の所まで来ると、全く人がいない、それもそのはず、あのきれいな「八重桜」が全く咲いていない。つぼみにもなっていない。早すぎたようです。我々だけののんびりハイキングになった。「権田山」山頂手前でまたまた綺麗な花「ミツバつつじ」にであった。皆集まり、記念撮影をした。のんびり下山をしていると、また、先発班が騒いでいる。「蛇よ、アオダイショウよ」という声が聞こえて来た。「H田よさん、蛇だって、走って見に行かないと」と、後ろから聞こえて来た。どうしよう、下山出来ない。恐る恐る近くに行ってみたが、もういなかった。ホッと胸をなでおろした。北本自然観察公園の先生に「蛇は絶滅危惧種に近い」と聞いた。そうなったらいいな。「それはだめですよ」といわれ、口を抑えた。自然が大好きだけど、困りものです。

 

メンバー:リーダーH田よ・H川・T橋た・S々木・T川・I田・K端・T中ゆ・他1

記 H田よ

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