コンペの為に1ヵ月ほどストイックなクライミングの登り込みトレーニングを重ね、週3のランニングで体重を絞って臨んだ大会も何とか終わって、気分を変えて燧ケ岳・窓明山に参加した。今シーズンの雪山は日白山以来2回目、体力的な不安を抱え何とかついていければとの思いで初日は燧に登った。3時間ほどの睡眠時間だったが、薬が効いて熟睡した為に頭はすっきりして、何だか快調に雪山を歩け、夏とは全く違った燧に2回目の登頂です。下山後七入りのキャンプ場でテントを張って、まずは温泉に浸かり(300円のH竜価格は有難い)、燧登頂祝い&私の入賞祝い&T中(孝)さんの入会初山行祝い、それから何とか祝いの宴会の始まり。ビールを雪で冷やし、I村さん食担のすき焼き風煮込みに舌包みを打ち、T中さんからの「あらばしり」と白ワインを戴いて、すっかりいい気分。飲みすぎずに(笑)しっかり睡眠、翌日の朝もすっきりです。6時に装備を整え窓明山に出発、いきなり夏道の雪の無い急登、「岩うちわ」のお花の群生が見守ってくれる。標高が上がるにつれ雪の量も多く、尾根上にブナの林が迎えてくれる。K藤さんが「ブナが美くしくいい山だよ」と言った意味が判りました。歩きやすい締まった尾根をツボ足で登り、小ピークから眺めた窓明山の頂は目を見張るような美しさです。
穏やかでふくよかで、易しい母親のような白き峰、Y崎さんが「会津駒よりこっちの方が100名山」だと言うのが納得です。白いベールをまとった美しき峰、窓明山を見て感動しました。K藤リーダーありがとうございます。そして、一緒に2日間目的の山を登り切ったメンバーの皆さん、ありがとうございました。(記 s田)
2017年5月3~4日