デビュー山行 燧ケ岳

真っ青な空と真っ白な山々

五月三日燧ヶ岳
参加者 LK藤さん S田さん U村さん Y崎さん S田さん I村さん T中孝子 他一名

今回は、私のデビュー山行です。山行形態も解らず、参加者の方々の名前と顏も性格も解らない、不安だけの参加でした。今年は雪が多く、除雪作業が遅れ、五月二日午前10時に七入~御池まで、私達に合わせて開通とのことでした。大宮を前日一九時三〇分に出発し、大型連休の渋滞にはまりながらも檜枝岐へ。真っ暗な田舎道の中に、まずはたぬき君のお出迎えを受けました。それを巧みに避けると、次はハクビシン(?)そして最後にクマ君登場! 体長1.2メートル位のクマ君が目の前を横断して行きました。キャー! ビックリビックリ! さすが檜枝岐!クマ君と喧嘩をすることもなく、ミニ尾瀬公園に二時半着。五時起床。御池の駐車場まで移動。雪の大谷のような雪の壁の駐車場を、いざ出発! ピーカンのお天気と、腐った雪でした。夏道沿いの登り始めからちょっと急登。でも、賑やかなお喋りのまま広沢田代に到着。「はーい十分休憩」ではなく、思い思いに水分・行動食補給してすぐ出発でした。聞けば、水分補給もお昼も決まった時間はなく、各自適当に摂るとのこと。こんなところにも、新参者の戸惑いがありました。真っ青な空に真っ白な山! わー、早く山頂で三六〇度見渡したい!その後も、順調に高度を稼ぎ、熊沢田代へ。お隣さんの会津駒が目の前に大きい。高度を上げるにつれ、未丈や越後裏三山と言われる中ノ岳・越後駒・荒沢が見え始めました。遠く吾妻連邦や飯豊連峰まで見えます。この景色を元気の源にして再出発。山頂直下の最後の急登を頑張り、あー俎グラ到―着―! 先に芝安グラが見えます。行きたいと言っていた人もいますが、それは無視。東側には、日光連山とドーム型の日光白根。その下に真っ白な尾瀬沼が広がり、右側には、至仏まで真っ白な尾瀬ヶ原が続いて、私のデビュー山行をお祝いしてくれていました。感激!感激!十二時に着いたのに十二時十分発。えー! 十分しかいないの~? せっかく登ったのにーもったいな~い!先程登った急坂をコワゴワ下り始める。でも、そのうち、ズズーっと踵で滑り下り、わーい! エスカレーターだー! 眼下の真っ白な熊沢田代を目がけて急降下! わー、鳥になったみたーい!熊沢田代から夏道をそれて東田代へ。途中の東田代付近で、燧ヶ岳を振り返ると、山頂から噴煙?! いやいや飛行機雲でした。お日様には日輪が掛かり、とってもきれいな空です。雪の斜面を勝手気ままに下り、トラバースして広沢田代から姫田代へ下ります。雪山は、何処にでも入れるのが旨味だなー。駐車場手前の沢に水芭蕉の赤ちゃんが顔を出し、ちっちゃく咲いていました。春ですね。十五時御池着。山行中のとある出来事。不思議ちゃんが、下山途中「水島一緒に帰ろうー」と叫び始めました。「ん? それ 『ビルマの竪琴』 ?!」「これ解るの、ある程度の年代だよねー」「そうそう。キャハハハハハー」軽口を叩きながらの楽しい山行でした。(記T中 孝子)