山行実施日;2014年11月28日
参加メンバー;Te.I
南与野6:51-大宮-高崎8:41-下仁田9:43、9:50-雨沢10:10・・・三ッ岩登山口11:00・・・大仁田ダム・・・烏帽子橋11:07・・・大岩「大津」11:29・・・枝窪「登り口」11:48・・・稜線12:10・・・大津(山頂)12:40/12:50・・・間違えた下降点13:13・・・登り返す・・・13:19・・・下降点13:23・・・枝窪13:37・・・大岩「大津」13:48・・・烏帽子橋・・・大仁田ダム14:04・・・三ッ岩登山口14:09・・・雨沢バス停15:02、16:15-下仁田16:40、16:45-高崎18:02-大宮-南与野19:41
大津は西上州の南牧川右岸に流入する大仁田川の左岸にある三ッ岩岳の奥にあり、三ッ岩登山口付近から怪異な山容の主峰が望める。下仁田からバスで雨沢にて下車、大仁田ダムへ向けて車道を歩き始める。この車道は2007七年に三ッ岩岳に登ったときに歩いた。結構寒い!大仁田ダムからダム上に上がる道が判らず(トイレの側から有ったのだが)ダム専用の階段から策を乗り越えて上る。ダムを左に見ながら奥に進み烏帽子橋を渡る。その先は砂防堤の工事現場、工事を一時中止してもらって堤を乗り越える。右岸から左岸に渡り、落ち葉で踏み跡が隠れている沢道を探しながら進む。ガイドブックで調べた登り口である中州状の枝窪を探すのに地形図を眺めるもよく判らない。歩いた距離と時間で大凡の場所を確認しながら、登り口のある右側を注意しながら進む。中州状の場所に出て右に枝窪があり、赤テープを見つける。
ガレた沢沿いの急坂を上るが踏み跡なんて無い。とにかくがむしゃらに上る。途中から植林帯の急登に変わり一歩一歩踏み込まないとズルッと滑る。やっと尾根に出てホッとする。一休みして尾根上を右に登る。雑木の枝をかき分けながら進み1053m峰に登る。尾根はY字型に二分している。右に下り登り返して左に少しはいると最初の岩峰に上に出る。目の前に本峰が、遠くには浅間山、荒船山から西上州の山々が望める。コースに戻り少しくだってナイフリッジの岩稜を通過、大津本峰の岩の基部に出る。少し左から立木などを使って岩壁を登り、急な踏み跡を進むと山頂に出た。目の前に三ッ岩岳が、眼下に大仁田ダムが望める。
一休みして往路を戻る。1053m峰を過ぎた辺りに左に下るコースも有るとガイドブックに記載してあったが、かなり急な下りで落ち葉も沢山積もっていて滑り落ちそう。此所を下るのを諦めて登って来たコースを下ることにする。下降点を探しながら戻る。何となく此所だったかなと思い込み下り始める。が、なんだか違うと気づき登り返す。その先の小さなピークを越える。往路で撮った写真を再生して下降点と確認する。ズルズルと滑りながらドンドンと下る。ガレている下りは捻挫が心配で慎重になる。やっと枝窪の登り始めた所に出てホッとする。
後は沢道をゆっくりと下るのみ。途中でカモシカに出会う。「熊よけの笛」を吹くと慌てて駆けていった。砂防堤まで戻り作業員に挨拶して越える。大仁田ダムからはダム左側にある歩道を歩いて下る。ダム下から振り返ると本峰が望める。予定よりかなり早い時間だが、本日時計を忘れてデジカメの時間を時計代わりに使っている。出発時のバス停の写真を再生、次のバス時間まで45分、少し無理かな!その次が約2時間先。諦めて紅葉を撮りながら下る。バス停着、バス時間まで約1時間、近くの町役場で着替えてのんびりする。懐かしい「どぶろく」を買って、下仁田からの上信電鉄の車内でいただく。富岡製糸場が世界遺産に登録されたことで見学者が増え、上信電鉄の車両もボックス型の車両が新しく運行されていた。すっかり酔って気持ちよく帰る。