急登の高倉山

2017年十月七日(土)夜発~十月八日(日)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

10月の連休は北穂高東稜に登る予定だったが、リーダーの結城さんの都合で前日にキャンセルとなった。どうにもならない理由なので仕方ない。さて、ぽっかり空いた3日間をどうするか? 残ったH竜さんと相談した。K藤さんの山行があるから聞いてみるとH竜さん。K藤リーダー快諾の元、2人ドタ参となった。登る山は前から登ってみたかった御神楽山と、……? 越後白山?? どんな山?。

ネットで越後白山とググると、登山より先にヒルと出た。ひひひ、ヒル? ニョロいものが大嫌いな私はビビった。真面目な話、越後白山はヒルで有名らしい。五泉市のホームページにも対策して山に入るようにと書いてある。前日が雨。この週末は夏の気候に逆戻りと天気予報。奴ら元気になるのでは? 冬しか丹沢にも足を運ばない私には無理だ。しかしこんな理由で山行キャンセルはダメかも……。取り敢えず、集合場所まで行って、相談しよう。今回は個食だし、最悪断ろう。(←これダメなヤツですね)というくらい、苦手です。しかし、K藤リーダー、「本命は御神楽山だから初日は体力温存できる軽めの山ならどこでも良いですよ」と、温かいお言葉。車中色々話し合って、去年K藤さんが登った高倉山に決定。仮眠場所に先着しているH竜さん、島Dさん、I村さんに伝える。本当にごめんなさい。

翌朝予報を裏切って雨模様。

しかし、空が明るくなって来ているので時間を少し遅らせて出発した。高倉山は1144mの山で、関越自動車道の六日町ICの近くで周辺には八海山などがある。K藤さん以外は全員初めての山。

7時15分登山開始。この山の魅力は山頂からの展望。360度のパノラマが広がって見えるらしい。雨の後なので、下だけレインをはいた。1列で登るが最初からかなりの急登。地図で見ると山頂までどんどん高度を上げる。木についた雫が降ってくる。滑りやすく、登山道脇の立木に掴まらないと転びそうだ。雨は上がったが、スッキリと晴れてこない。展望が山頂のみなので晴れてほしいと願うばかり。平坦な場所が無いので所々で立ち休憩する。山頂手前で急に開けて紅葉が目に飛び込んできた。山頂まであとちょっと。

10時到着。しかし、360度の雲(笑)、残念ながら展望ゼロ。気を取り直して昼食に。今日は蒸し暑い。汗だくでベトベトする。山頂でも全く寒くない。今日は急がないのでのんびり1時間も休憩してしまった。その間に、半分は雲が晴れて景色も見れた。山頂にはカマキリとトンボがたくさんいた。久しぶりに擬態カマキリを間近で見て面白かった。本日のキャンプ指定地まではちょっと遠い。早めに降りて、温泉に浸かりたい。下山も滑りやすく時間がかかるかと思ったが、立木頼りで思ったよりするする降りられた。ただ、K藤さん以外は全員転んだ。1時には下山できた。それなりに大変な山だった。

本日の宿泊は、奥阿賀にある角神湖畔キャンプ場  (杖忘れの湯 赤湯 併設)。とてもきれいなキャンプ場で温泉がとても良かった。近くのスーパーで買い出しをして、夜は各々で食事。おでんだけ温めてツマミにした。夜も暖かくテント内は暑いので、外で宴会。この時期この山域ではありえない。翌日のこともあり、早々に就寝した。さて、翌日の御神楽山の感想文はT中さんにバトンタッチ!! よろしくお願いします!

メンバーLK藤、塩D、島D、I村、T中た、H竜、菊T

返信を残す