2021年5月6日
5/6、久しぶりにヌクビ沢から巻機山へ。
大宮労山に入会する前は毎年のようにヌクビ沢へ行っていたが、ずいぶんと間が空いてしまっていた。GWのように早い時期に行くのは初めてかもしれない。
先月、柄沢山に出かけたときは開通していなかった桜坂への林道も除雪が終わり、無事開通。今年は雪解けが異常に早く、避難道を利用しないと雪渓に乗れないかもしれないと危惧していたが、沢ルートに入ると間もなく難なく雪渓に乗ることができた。アイガメの滝と行者の滝は水流が雪渓を割って顔を出していたが、それ以外は分厚くびっしりと雪で埋まっていた。デブリの量は、例年よりずいぶんと少ないようだ。
帰りがけに地元の方に聞いてみたらGWの例年の残雪量の1/3くらいだそうだ。 ヌクビ沢源頭の鞍部直下までは順調だったがいつもなら顔を出している詰めのところの登山道が雪庇で覆われていて僕には太刀打ちできなさそうだった。そこで、やや右手に登っていく尾根に取り付いて鞍部を目指すことにしたが、上部は30度超の斜度と言う感じでビビりの僕はちょっと緊張した。稜線に出てしまえばこっちのもの! 上越国境稜線、越後三山、遠く妙高・火打から後立山まで見渡すことができた。
圧倒的に早いヌクビ沢の下り(ここと天狗尾根は下降禁止です)の誘惑を拭い去り、下りは井戸尾根をのんびりと下りました。
行程:桜坂駐車場~沢コース~避難道分岐~割引沢~ヌクビ沢~巻機山~井戸尾根~桜坂駐車場(7間半)
メンバー:GK(単独)