岩と鎖の岩櫃山(群馬)

2023年10月29日(日)

S田さんより「秋の紅葉 岩櫃山ハイキング」のお誘いがマウンテンであり、久しく山を歩くことから遠ざかっていたため「歩行2時間40分」に魅かれ、また以前車から見た岩峰の姿を思いだし、さらに真田三代の山城と知り、行きたいと思っていた岩櫃山。

総勢8名、久しぶりに大人数で平沢登山口より歩く。私も含め、リハビリハイキングと自称する方が多く、ゆったりペース。コースも低山ながらいろんなコースがある。沢コースの予定が、昨年行かれたT川さんの「ザレていますよ」のアドバイスで、尾根コースへ変更。

この岩をくぐって進む

落ち葉の道は歩きづらかったけれど、途中から、巨岩奇岩が行く先に、そして岩場と鎖場の連続。面白い!

コスモスと岩櫃山200mの絶壁

時間もたっぷりあるということで、潜龍院跡まで、急降下し、大休止。そこから見あげる岩櫃山の岩峰が眼前に迫り、迫力に歓声を上げる。

集落を過ぎ、蜜岩通りの六合目までの急登を過ぎると岩場や鎖場があり、最後頂上直下の鎖場を順に登り頂上へ到着。

頂上にて

360度の展望は気持ちよい。眼下の東吾妻の町を見下ろし、妙義山のギザギザのシルエットが見事である。期待の紅葉は今夏の暑さのせいかイマイチの感じで歩いていたが、岩櫃山の岩峰とセットで見ると、ステキ…と、なかなかのものに見えてくる、そんな中、赤味に色付きしたドウダンツツジが印象的だ。

鎖場を下る

帰りは「天狗の蹴り上げ岩」や「一本槍」と名付けられた岩の横、狭まった岩間を通り、尾根通りを岩櫃城本丸跡を経由して登山口に到着。

S田さんのお誘いの文を読み返すと「みんなでワイワイ言いながら、まったり歩きたいと思います」との言葉通り・・・ここに立って敵に矢を射ったのだろうか、このお濠を登ってきたのだろうか、上を見ると武士が岩間から顔を出しそうな・・・と、戦国の世に思いをはせながら歩き、そして時々「Shio殿」が現れ戯言を言い、みんなで笑ったり等スリリングで楽しい5時間ほどの道中になる。

鎖場を登る

802mなれど、いろんなものが詰まってとても楽しめる岩櫃山・・・企画してくださったS田さんそしてご一緒の皆様に感謝!!ありがとうございました。

■メンバー 

L:S田、I村、T田、K西、Y田道、U飼、T川、M田(記録)

■ルート 

平沢登山口915~尾根通り~潜龍院跡1040~頂上1300~本丸城址1350~登山口1430

岩の間を行く

返信を残す