湯の丸・角間山 静かでのんびり・・・、秋の公開ハイクにお勧め

山行実施日;2009.08.16
参加メンバー;Na・K(L)、Ky・T、To・F、Hama

湯の丸山や烏帽子岳は、幾度も登っているが、正直いって、この山は知らなかった、というより、湯の丸山や烏帽子岳、高峰高原の有名な山々の後ろ側にあるため、この角間山は、目に入らなかった。
今回、鹿沢高原の近くの登山口から出発。現在使われていない山荘(東京理科大学の山荘だそうです)の前を通ります。登山道はよく歩かれているのでしょうか、広くしっかりしています。さっそく、「熊出没注意必要」の看板。やっぱり!リーダーともう一人が、ザックに鈴をつけ、チリン、チリン。ところが、この二人、足が速く、だんだん、鈴の音が小さくなっていった。「オイオイ、これじゃあ、この私、熊に食べられちゃうよ」とばかり、必死に後を追いかける。他人の鈴で、自分の身の安全を、という虫のいい自分がちょっと恥ずかしい。
この山も花が多い。登山道の脇に山の夏の花が咲き、我々を喜ばせてくれている。今日は「花の湯の丸・高峰高原フラワーウオッチングハンドブック」で学習しようと、本を持参している。期待通り、次から次へと、いろいろな種類の花が登場してくれるが、本に載っている花の写真が小さすぎたりして、いまいちよくわからない。本を片手に熱心に見入るが、ズバリ、よくわからない。だんだん欲求不満になり、本はザックにしまいこんでしまった。
角間峠で湯の丸山と角間山に分かれる。湯の丸山まで、50分、角間山まで40分。10分しか違わないのに、湯の丸山の方が大きく、高くせり上がっている。高度を上げるにしたがい、湯の丸山がせまってきた。湯の丸山は地蔵峠から見ると、スキー場にもなっているせいか、緑が少ないように見えるが、今、湯の丸山の裏側を初めてみることになったが、裏側は緑が豊富だ。角間山に登るにつれて大きな湯の丸山の右側に特異な形の烏帽子岳も見えだした。そして、赤茶けた地肌の浅間山もどんどん近くにみえだした。浅間山の山頂近くの大きな岩までしっかり見え、煙もくもくだ。浅間山ばかりでなく。前掛山も、はっきり、くっきり見えている。浅間山の火口まで見えそうな気がして、見えるはずもないのに、首を思いきり、伸ばしてみたり、背伸びしたり。
山頂直下は薄暗い、針葉樹林の急登。岩場もあらわれ、鎖場も。そんなにこわくはなかったが、巻道を使った。
山頂は360度の大展望。さえぎるものなし。三角点もおかれている。南側は浅間山、高峰の山々、湯の丸山、烏帽子岳。後ろを振り返り北側方面に体を向けると、大地いっぱい、ふんばって頑張っている四阿山がすごく近くて、びっくり。その横には根子岳が並んでいる。「四阿山や根子岳も夏登るとすごい花畑よ」と話すと「へー、でもここからは全然見えないわ」というゆかいな言葉がかえってきた。東側は群馬県の山々。遠いけど、浅間隠山が大きい。真下には、先月登った桟敷山、村上山が。花の百名山の山々がぐるり四方八方に見える角間山は、なんとすばらしい。またまた、お気に入りの山のひとつになった。
とてもよい天気で、暑い。しかし、風はもう秋。休憩しているうちに、背中が寒くなったので、下山。
角間峠は、広くきれいなあずま屋も立っている。秋はすばらしい紅葉となることでしょう。美しい花やチョウが多いのは、湯の丸山や烏帽子岳と同じだけど、湯の丸山や烏帽子岳はもうすっかり観光化され、にぎやかだ、角間山は有名な山に隠れてしまっているのか、登山者がいない。静かにのんびり歩ける山です。
「ここで宴会やりたいね」と誰かが言いだした。秋の公開ハイキングに絶対お薦めです。今度ぜひ、検討してください。帰りは雪山賛歌発祥の地として名高い鹿沢温泉紅葉館で温泉に入った。(500円)熱めの湯だった。(Hama記)