高くて、低くて、面倒な山 千葉県・愛宕山

    山行実施日;2011.01.06
参加メンバー;Ky.T

千葉県愛宕山は千葉県の最高峰です。しかし、全国都道府県の最高峰の中では最低の高さです。最高はもちろん山梨県・静岡県の最高峰、富士山3776m。二番目は長野県・岐阜県の奥穂高岳3190m。三番目が富山県の立山大汝山3015mと続く。因みに埼玉県のそれは三宝山2483mとなっています。その中で千葉県のは最低で、愛宕山408mなのです。408mしかも埼玉県隣接の千葉県ではないかと思いつき、行ってみることにした。ところが、愛宕山は航空自衛隊峯岡分屯基地の中にあり、一週間前に許可を取らないと入れてくれないという。ものぐさな私にはこの手続きが面倒くさい。という訳で、「高くて低くて面倒な山」となったのです。

 面倒な手続は登山希望日、メンバーの氏名、住所、連絡先をファックスする程度でした。この手続きを乗り越えて、愛宕山に向かった。そもそも峯岡基地はレーダー基地なので愛宕山のかなり上の方に所在している。自衛隊基地に入ると、人員と車を確認し、自衛官一名が同行しての登山であった。頂上まで10分程だった。その間、自衛官は先導するというのではなく、あくまでも登山(?)者の意向は重んじながら、でも、変なことしないかを見ているのだろうと思った。ここに登山者が入れるのは12:00~13:00、隊員の休憩時間にサービスとして行っているのだとのこと。

 登頂記念に山頂標識の横で写真を撮った。同行してくれた自衛官は感じのいい人で、話しかければ気さくに対応もしてくれた。頼むとシャッターも押してくれた。そして登頂者全員に登頂記念のカードをくれるのだが、私は平成22年度の507番目の愛宕山登山者だった。裏にはしっかり自衛官募集の公告が載っていた。

 公開ハイクの候補地としてはどうだろうと考え、30人位の団体で来ても良いですか?と聞くと、ダメと言うことはなさそうだ。山頂で鍋でも囲んでワイワイやっても、ちょっと離れたところで彼は見ているのかな、さそったら一緒に食べるかななどと考えた。往復15~20分程度の山行じゃみんなも怒るだろうなぁと思い、近くの二ツ山にも行ってみた。車で移動したので、すぐ側で、そこから頂上が見えてしまう程の高さである。せっかくだから登ってみたら、頂上には天然木のベンチがあり、東京湾、三浦半島が望める。さっきの自衛官の話も合わせるとそこから天気が良ければ富士山も見えるのかもしれない。この日は西方面が少し曇りがちで富士山までは見えなかったが、下の道路でトレーニング中の自衛官らしい人が時折単独でランニングして通る以外、誰にも会わなかった静かな山でした。