山は花、そして月、 心でいつかめぐり会う時を

2015年1月23日(金)

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夜発、24日(土)雪上訓練に行ってきました。出がけに中学生の娘が39度の熱、後ろ髪を少し引かれながらごめんねと言いつつ出かける。

次の日、服薬のため熱はスーッと下がったとメールで聞き、一安心。予防注射の効果はすごいです。土樽駅に到着。Sさんの車は雪道をものともしませんでした。ありがとうございました。先発の皆さんとしばし歓談。

時間の流れがゆっくりと、良いものです。

時折、列車の音を聞き、うつらうつらと、5時半起床、装備、ビーコンの確認、スタカットビレーの練習、さあ、出発。  雪道の林道を歩き、登り始め、2,3回斜面を蹴り込んだ後、踏み込む。足を真後ろに引くのではなく、山側の足を外に回して1回で蹴り込み乗り込むようにアドバイスを受け、上手く決まると気持ちが良いものです。前回よりも少し長く先頭を続けることが出来、事前の練習が良かったと、内心ホクホクでした。  初めに雪崩の起こりやすさを確認するための雪の弱層テスト。切り出した雪の断面を上から指で触ると、はっきりと雪の層の違いが分かる。横から力を掛けると上から60cm位のザラメ層の所からきれいにずれて離れる。層は一様ではなく、空気が吹き込まれるとザラメが出来やすいということでした。雪を知ることが安全登山への始まりですね。

続いて斜面で滑落停止訓練、滑った時に初動制動の大切さ、滑りだしたらば止まりにくいので全体重をピッケルにかけて、必ず止める。その際、膝から足先は上に上げてアイゼンが雪面に引っかからないように。何度も練習あるのみ。  次は、支点の作り方。スノーバーや土嚢(雪嚢)の違い。一番強いのは、その時30cmほど埋め込んだ土嚢。いくら引っ張ってもびくともしませんでした。雪を入れたビニールのミカン袋は軽く持ち運びに便利。自然分解できませんので、残置は出来ません。

次にスタンディングアックスビレーの練習。ピッケルを雪面に埋め込み、そこからシュリンゲ+カラビナにザイルを通し、トップを確保。滑落した時にビレイヤーがザイルを肩掛けしてトップを制動する練習。一気にビレイヤーの肩にザイルに力が掛かり、ビレイヤーの姿勢が前屈みだとそのまま巻き込まれるので、ピッケルの直上に位置し、やや反り気味に立ってふんばる。

2,3人でザイルを引いてもらうと、ピッケルが持ち上がり、ビレイヤーも一緒に飛ばされてしまう。何人かの方がポーンと飛んで斜面を滑落者と一緒に滑ってしまいました。練習することの大切さを改めて感じました。  行動食を取り、グループごとに分かれ、尾根を目指し、他の人のトレースではなく、自分で道を作り、一歩一歩。

雪面に蹴り込む足が少しずつ重く、それでも一歩。いつかめぐり会う山へ。それは、今日のやま。それは、今の自分。それは、迷惑を掛けてしまったあの人へ。 ごめんなさい。  10分ラッセルが続かなければ、戦力としては認められないというお守りを胸に今日は10分と少し頑張り、交代。なんとか出来た。  頂上は望めませんでしたが、もっと力を付けてから、また、会いに来ますね。
途中、足がつりそうになり先輩から効き目抜群の漢方薬を飲み、一緒に尾根まで登れた。しばし、晴天の中、澄んだ空気と青い空。平和な世界になりますように。

下りは早い。重力に身を任せ、足で踏ん張り、膝よ、あと少し。振り返るとワカンの軌跡。無事に下山。岩の湯の湯船で足を目いっぱいもみほぐす。帰りの車、S様、疲れの中運転ありがとうございました。  荷詰めを慌てて地図を忘れたこと(致命傷です)、練習時に説明の時に他の準備で聞いていなかったこと、反省です。ごめんなさい。

今回も多くの先輩達にアドバイスを頂き、温かさを感じつつ登りました。少しずつ勉強して初心者マークがリボンマークになるようにしたいです。ありがとうございました。(記 植村)