安蘇山塊佐野市アド山

 

春の季語の一日   TK

桃の節句/ひな祭りのシーズンなのに憂うつな日が続いている。だが、この日の山行はもう春本番であった。道の駅「どまんなか」でトイレ休憩、「菜の花、蕗の薹、蕪(春の七草の菘(スズナ)」等が並べられている。道路脇の梅の花は陽を浴びて輝いている。金蔵院に駐車の挨拶をして出発する。初蝶・春蘭の蕾・檀香梅(ダンコウバイ)の黄色い花を見る。アド山371mのある安蘇山塊は下野富士(男体山/日光富士とも)まで繋がっている。北へ約40Km標高差2000m強の男体山はまだまだ残雪がある。霞か黄砂かあるいは石灰の砕石のためか?霞んでいる。筑波山、富士山は見えない。下山はプチ冒険で俳句の季語の真っただ中、地図を頼りに下ると、奇跡的にも駐車場が目の前にある。

 

Kさんのお薦めの店で我慢していた昼食の蕎麦を堪能する。山葵(ワサビ)の乗っている蕎麦も美味しそうだった。さらに奥の秋山の座禅草自生地で、やっと緑の芽が出たばかりの座禅草を見つける。柿平の入り口には、昼間の青い星のようなのに不憫な名を付けられた大犬の陰嚢(オオイヌノフグリ)があるが、川越の郊外では薄紫の絨毯のように咲いている仏の座(ホトケノザ)は少ない。節分草は最盛期を過ぎている。片栗の斑入りの葉はもう木洩れ日を浴びている。帰りの車中は助手席なのに心地好い疲れと暖かさで春眠をむさぼっていた。夢の中でも一句も浮かばず、ここには春の女神はいなかった。

 

【山行日】H29年3月4日(土)

【参加者】K原塚、石D、O知、T脇、W部、TK

《参考》アド山は阿土山城の跡とのことで堀切らしきものがあった。説明板もなく解説書がなければ気が付かない。