奥武蔵笠山 里宮~参道~本宮へ

2018年4月30日

駐車場からすぐに里宮に着き、里宮に手を合わせている。この様子を見るたびに日本人は多神教だなぁ~とつくづく思う。多神教だからご神木はもちろん木々や山に神々を見いだし崇める。だからこそ御先祖さんからの多様性のある自然が残されていると考えている。書籍「日本列島奇跡の大自然(NHK出版)」によれば、森が占める割合は陸地の7割近く、この割合は熱帯を除いた国々の中では、フィンランド、ブータン、スウェーデンと並び世界で五指に入る。二千年前の多神教だった頃のローマ帝国のジュリアスシーザーはガリア(現フランス)の戦いで森に隠れて襲う敵に手を焼いている。しかし今のフランスにはずっと昔の自然は殆ど残っていないようである。

正月に神社に詣で、お盆には御先祖様を敬え、クリスマスを祝う。これでは、 多神教や自然界のあらゆる事物に霊魂が宿ると信じるアニミズム[animism]を一神教世界の人には軽蔑する人もいるらしいのも何となく理解出来る。

でも、自然と対峙するより桃の節句を祝い、端午の節句に柏餅を食べ、七夕祭に興じ、中秋名月を愛でる、そんな自然と一体となる人が良いな~!と思う。

「これは何?」と言う声に見ると牡丹のような葉の植物がある。「まさか?こんな近くにに!?」と良くみると黄緑色の小さな花も咲いている。牡丹の葉に類似している類葉牡丹(ルイヨウボタン)、なかなか会えない花なのに会えるなんて!

急な石段を登り本宮に着く。少し離れた、ヤマツツジ、ミツバツツジ、さらにシロヤシオまでが見られる岩で大休止。埼玉の奥武蔵にこんな場所があるとは考えてもいなかった、素晴らしい貴重な時間であった。

いにしえの急な石段を登ると本宮でもお詣りする登山者がいる。

駐車場から、藤の花と朴の木の花と、薄羽白蝶が舞っているのが見える。

【参加者】CL:K塚、O知、T橋か