『このページは 古賀志山のPRです』 by古賀志山

2019年3月22日

みなさん古賀志山をご存知ですか? クライミングのゲレンデ。ハイキング。ですよね? 実は私もそうでした。

私にとっては実家の北側の窓からいつも見える山。家族でハイキングをし、4年生の遠足にも行った山。身近な鹿沼の低山です。

何年か前に渋々行きました。ン十年ぶりの古賀志山は様変わり。まず、細かった登山道は舗装路になり、不動滝から岩場の基部をトラバースして山頂に至った道は見当たりません。地図を見ると北コース、南コース、中コース、東陵、東南陵etc.たくさんのコースあり。管理棟やキャンプ場ができ、トリムコースとやらまで。変わりました。良いのか悪いのか。

去年、H川さんとU田さんと3人で、中コースを登り東陵を下りるコースを行った、つもりでした。が、どこで間違えたのか不明なまま南コースに出てしまいました。でも、岩場がたくさんあり面白かったので今回はそのリベンジです。

計画では北コースを行き、東陵を下りる。H川さんと2人で地図を広げ、整備された道を行きます。と「ここは初めて?」と声をかけてくる人あり。予定をお話しすると「東陵は鎖場が多くあり危険だから登りに使った方がいい。取付きが判りづらいから一緒に行ってあげる」との事。親切。すぐに北コースと東陵と中コースの分岐に到着しました。北コースは整備されていますが東陵と中コースは踏み跡のみ。これじゃ判りません。お礼を言いおじさんと別れました。これが第1のおじさん。そこで地図を広げコースを確認していると別のおじさん。「どこまで行くの?」同じ説明をすると「北コースを行った方が楽だよ。お花畑にカタクリが咲いてるよ。東陵の登りはキツイから」話をしているうちに仲間の方々も集まりました。口々に、お花畑だの水場だの岩場はどうだだの。???私達の地図にはそんな物なにも書いていません。おじさん達の詳しい事詳しい事。これが第2のおじさん群。

色々言われても、私達は3歩歩かなくてもすぐに忘れるので、取り敢えず東陵を行く事にしました。確かに急登でしたが、大丈夫。反省岩と教えられた岩場に登り、高度を稼ぎます。途中、登山道なのか獣道なのかいくつも細い道が別れます。岩場の基部に出、10mくらいの鎖がありました。登ると「あれ? 前回の岩場の途中だ」。25番の迷子札(?)が木に打ち付けてありました。下を見ると前回下りた鎖場。上も鎖場。「じゃ、鎖場の途中から北に向かうんだね」と確認しました。その鎖場を登ります。30m? 50m? 鎖を3つ登り、更に巻道を行かず岩を直登して見晴台に到着です。


山頂はその先。その手前鞍部は北コースと南コースとの分岐です。そこで第3のおじさん登場です。「シキミザワ(?)のカタクリはまだだよ。お花畑の方が咲いてるよ」南コースを目指すとなんとかなんとか??? また説明されてしまいましたが、チンプンカンプン。ごめんなさい。御嶽山を往復している時、第1のおじさんに再開しました。東陵を登り反省岩に行った旨を報告。とても感じの良い紳士でした。


山頂ではH川さん仕込のおうどんです。こんな事滅多に無いかな? ごめん。美味しかった。ありがとう。長谷川さんまたよろしくね。ご馳走様をすると、今度はよく喋る第2のおじさん群再登場です。またまた東陵を登った報告をしました。「東陵登ったんじゃ元気だね。岩が好きならカモシカ岩がなんとか二枚岩が云々…一番岩と二番岩がナントカ???」またまた覚えられない話が始まりました。そこに先程の第3のおじさん登頂。詳しい地図がないので、私達訳わかんない。

カタクリがそれ程咲いてないなら『花より岩でしょ』と、とにかく岩場を下りる事にしました。ところがところが、第4のおじさん登場。「カタクリ見るならシキミザワを下りな。そっち行くから一緒に行ってやるよ」と、この方も下降点まで案内して下さり「真っ直ぐの道もあるけど危ないから左へ左へ行くんだよ」詳しく詳しく教えてくださいました。急坂の途中「ナントか監視員」の腕章を付けたおじさんに出会いました。5番目のおじさんです。お花畑に入る道順、今咲いている花などメモやパンフを出して詳しく教えて下さいました。

色々な方から色々な事を教えて頂きましたが、二人の頭には到底収まる訳はなく、覚えている単語だけを頼りに地図を見、杉林を抜けお花畑にたどり着きました。正に『秘密の花園』です。6番目のおじさんにカタクリ・キクザキイチゲ・ショウジョウバカマ・ナントカスミレを教わり、花瓶山はどうの三毳山はどうの、古賀志山の他の群生地はどうのお話しを伺いました。その後は、北コースを忠実に辿り、朝の分岐に到着です。

こんなにたくさんのおじさん達に声をかけられ、たくさんの情報を頂いたのは初めてでした。ただ、私達の頭はすぐに飽和状態になり、吸収出来ませんでした。みなさんよくご存知で、またよく喋る。何よりとても親切です。やはり栃木県人です。「道が多くて100回来ても全部覚えられないよ」と言われました。一説には150〜200の杣道があるとか。道迷うわ。低山ながら岩場もあちこちにあり、指導標はメインルートにしかなく、地図読みにもピッタリの山です。コースを変え何度来ても飽きない山のような気がしました。

コースタイム;(おじさん達とのお喋りタイム含)赤川ダムP9:00-北コース分岐9:30-鎖場10:50-山頂11:30-御嶽山11:40-山頂11:50昼食12:55-お花畑14:30-北コース分岐14:45-赤川ダムP15:00

メンバー:リーダーH川   TN

記:TN