小樽・赤岩のクライミング

2019年6月13日~16日

昨年、小豆島クライミングの帰り便のなかで、K池さんと今度は小樽・赤岩に行きたいね~と話合った事が、今回の計画実行となった。

メンバー中で、唯一この岩場のクライミング経験者は私だけのようだ。積丹ブルーと呼ばれるコバルトブルーを背景にして、断崖絶壁にある奇岩を臨みつつ、マルチクライミングを楽しむ。こんな素敵な企画を、是非皆に楽しんでもらいたい。それにですね、6月の小樽はウニ解禁。生ウニたっぷりの海鮮丼も魅力ですよ。

さて、今回の報告は、赤岩東エリアにある人気のマルチルート、不動岩稜ノーマルルート5Pを、平均年齢70歳の三人がパーティーを組んで登ったものです。

やや若二人組、2パーティーはすぐお隣のこれまた人気ルートテーブルリッジ4Pにトライしてます。

初見の岩場は、まず取りつき口を探す事から始まります。Y城さんが事前に用意して下さった写真付きトポが、大いに参考になりました。感謝。

しかし・・・・実を言うと、私が10数年前に2回登った時に使ったトポと、Y城トポでかなりのルートに違いがあったのに、私は気づいていなかった・・・・

アプローチの時点から、私の頭はパニック。最近とみに記憶が曖昧なので、絶対否定出来ない自信のなさ。ただただS田とLについて行くしかない。

1P:S田とリード。緩いスラブを右斜上してテラスに。核心は小ハング? ハング? 記憶にな い・・・・1P目は優しいⅢ12mでしょう?

リードに時間がかかり、30分経過。コールでMSさんの赤ロープが引き上げられる。

あら? 2番手は私の青ロープじゃなかった?

MSさん少し左から取りついたため、難儀しているが、ハングは難なく超えて見えなくなってしまった。これで、ハング乗越時に赤ロープを手掛かりにしようとの目論見が潰えてしまった・・・

私へのコール、二人の動きをみていたので、ハング下までは問題なし。さて、ハング・・・しまった、ザックに余計な物を入れてたので重い。身体も重い。

ハイステップが苦手の私、四苦八苦しながら掛け声で引っ張り上げて貰う。

ここでもかなりの時間ロスか。

2P: MSリード。Ⅱ19m(Y城トポ)Ⅳ+18m(I村トポ)・・・・・

今にも崩れ落そうな岩を慎重に通過。でも・・・私の記憶では2P目は、テラスから右に入り込んでフェースを登る。身体が外に出るため高度感抜群。以前ここで私のロープがスタックしてしまい、見動き出来ない状況になったため、これを回避すべき登り返しの練習をしてきたのに。

3P:S田とリード。Ⅳ+25m(Y城トポ) Ⅱ45m(I村トポ)

記憶にあるテラス。右から回り込み上部のクラックにカムがセットされているが、私はクラックを避け、左フェースを登る。S田とさんはここは快適と言っている。

4P:MSリード。Ⅱ35m(Y城トポ)

傾斜は緩いが蟻の戸渡のような、不安定なリッジ。MSさんは岩にスリングを掛けて通過。私が通過する時に、S田とさんのロープに架け替える。

Dフェース基部にはペツルが一つしかなく、MSさんは支点構築に悩んだそうだ。

この時、後ろから別パーティ登場。やはり三人パーティーだが、地元クライマー(労山)の方達で、これから登るルートのアドバイスを頂く。

5P:S田とリード。Ⅲ+ 33m

見上げるDフェースに緊張したが、アドバイスあったためバンドを左にトラバースしてルンゼへ直上。

ここはお隣テーブルリッジのトップから確認出来るため、写真を撮るにはベストアングルなのに、お仲間2パーティーはおらず。残念

6P:MSリード 下降路まで。

ロープなしのクライムダウンも可能だが、アドバイスあったためロープを伸ばし、お不動様の頭に乗るような罰当たりを避けて、ワイヤー梯子を降りて終了。

三人構成のロープワークを、事前に日和田で確認してきたが、思いのほか時間がかかってしまい、今後の反省となる。S田と・MS二人パーティーなら、もっと時間短縮できて、テーブルリッジ゙も登れたのにと、気の毒になった。

因みに、私は図らずも不動岩稜の3ルートを経験出来たことになる。