山行実施日;2013年1月12日~13日
参加メンバー;Sa.H、Tu.T、Mi.T、Se.O、Ka.I
1/12(土)
予定時間に大宮を出発し、阿智村駐車場に11:40頃到着する。4台程の車が駐車しているので、明日のトレースがはっきりしていると期待。共同装備の配分を行い、テント設営予定地の広河原登山口向かう。林道は途中凍っている箇所もあり、足元注意で歩く。予想より早く1時間程度で登山口に着いてしまい、テントの設営を行う。テント設営も終了し水場に水を汲みに行く、水は豊富にあり。14:00頃から夕食の仕込みを行いながら、19:00頃?まで延々と大宴会を行う。各自で持ち寄ったビール、ワイン、焼酎、ウイスキーは二日分以上あったが、一日で飲み干してしまう。いつもは途中で眠ってしまうが行動時間が短かったので、いつも以上に飲んだ。色々話したはずであるが記憶が・・。朝飯の為に星空を見ながら水を汲みに行く、明日の天気に期待する。明日の起床時間を確認してお休みタイム。
1/13(日)
予定通り3:00起床。お湯を沸かしてお茶・コーヒーを飲むが、MKが一杯のお茶も飲めないで、ぐったりしている。朝食の準備が出来て、朝食タイムとなるがMK食べれず。MK完全な二日酔い状態。心なし、他のメンバーも元気なし?
まだ、日の出前の5:50恵那山山頂を目指して出発する。気温は-2~5度ぐらいか。雪はサラサラ状態でスキーには最高の雪質であるが、歩くには多少難あり。途中凍っている箇所があり、慎重に歩くがアイゼンを使う程でもない。日の出前の朝焼けがきれいに見えて、夜明けを迎えると青空が見えて来た。衣類調整を行い、更に登ってゆく。途中で休憩中の団体さんと会う。前日、避難小屋に泊まって下山途中との事。途中々で中央アルプス、南アルプス、御嶽山、乗鞍岳、八ヶ岳が林の隙間から顔を出している。山頂の景色に期待。
普段より多めの休憩を取りながら、恵那山山頂2191Mに到着。展望台もあり登って見るが林に邪魔されて期待した景色がない。偽山頂ではの話が出て、更に奥に進む事とする。恵那山神社を通り過ぎて、避難小屋が見えて来た。避難小屋の前にトイレ小屋あり。トイレは夏季用、冬季用あり。夏季は水洗トイレ(冬季は鍵があり空かない)、冬季はボットン便所(ようをたす)。避難小屋をのぞくと二部屋あり、前室は土間でストーブあり(まきも有る)。奥は居間寝室に分かれている。避難小屋脇に恵那山の標識を見つけて、山頂と思える頂に上ると快晴の青空の下に林に邪魔される事がなく、中央アルプスがバンと見えてくる。左を見ると御嶽山、乗鞍岳、北アルプス(穂高から槍ヶ岳までのルートがきれいに見えている)、右を見ると八ヶ岳、南アルプスが見えている。富士山までが顔を除かせている。富士山の左は赤石岳だ、聖岳だの議論が聞こえているが、素晴らしい景色にしばらく見とれる。
天候に恵まれ(日焼け止めが必要な青空)ラッセルもなく、二つの山頂?に無事登頂する。下りもアイゼンをつけずに下山した。所々凍っている箇所は慎重に慎重に。テント撤収して駐車場に向かう。林道で岩が落ちて来てヒヤリとする場面も有り。
温泉で汗を流し着替えをして大宮に向かう。高速を降りてから左だ、真っ直ぐだの意見交換が有ったが、無事大宮に着く。
1/14(月)
関東でも大雪、交通も大幅に乱れた。一日遅れたら登頂は無理、高速道路も閉鎖となり、帰って来るのは無理と思われる。本当にラッキーな登山でした。 (Mi.T記)
名山「恵那山(えなさん)」2191m
あなたは人を信じますか? ナビを信じますか?
百名山目的で登っていないが、ここ数回頂上までいけない事が続き消化不良を起こしている。今回は天候も含め少人数であり期待感でわくわくした状態である。トンネル天井崩落事故の笹子トンネルは片側通行になりトンネル前後渋滞が起きたが、他は問題なくスムーズの通行ができた。飯田山本IC下車して国道に入ったらコンビニがなく買いそびれてしまう。行動食と皆さんからの協力で問題ない。
駐車場ゲート脇から舗装された林道を歩く。崩落箇所が多く注意しながらいく。トンネルを潜ると間もなく恵那山登山口掛かる。つり橋を渡ると、適度な平地があり今日のテント場となる。沢があり水の心配がなく環境は良い。夕食には、時間があり2時過ぎには宴会が開始される次第。各自持参したお酒類はビール、ウィスキー、泡盛等など結構度数が高い種類が多い。食事も含め美味しく頂けたが今回は大分飲みすぎて早々にシュラフに入り込む。
翌日は3:30起床 朝の食担Hさんは、まるちゃんの“うどん”でウィンナーもある。なんか組み合わせ悪そうである。結果ウィンナーは一緒にしない事に全員で決めた。Iさんの調理で粉末入れ二人で味見をするが、何かおかしい。うどんでありしょう油味と思い込んでいるため顔を合わした。改めて袋を見ると、なんと、うどんの味はチゲ味である。これによりウィンナーが入ることで結果オーライであった。Hさん具材は問題なかった。〈 人の思い込みとしては、更に帰路に於いても引き起こすことになる。 〉
6:00ヘッテン付けて登りだす。徐々に高度が上がるにしたがい樹林帯から朝焼けが見え出して幻想的な光景が映りだす。雪質が粉雪でさらさらで踏み後をつけても、流れ出す感じである。トレースがあるが効果はうすい感じである。中間地点を望むと7~8人パーティーがいた。昨日小屋泊で下山中である。我々が4時間経過した頃、早いピッチで2人パーティーが登ってきた。2時間半で来ている。稜線にでて間もなく恵那山頂上2191mに到達する。やぐらが設置してあるが展望は良くない。
この場所は偽頂上で、更に小屋がありその上が本物の頂上との話もあるとのこと。先ほどのパーティーが泊まった小屋がある。中は綺麗に管理されており非常用として薪とストーブが置いてある。近くで追い抜いた2人パーティーが食事の準備をしていたが、いろいろな話を聞けて先ほどの頂上が正式のものであることが判明した。小高い岩丘に登ると南アルプスの山並み及び富士山も望めて絶景である。博学士Hさんに楽しい山の解説をしてもらう。しかし富士山を基点として、左右の山の名前は聞きなおす度に違ってくる・・・・・。
下山では、足の強さを知るため少しピッチを上げた。両足首にテーピングしてあり安定していた。汗もかいて気持ちよい。13:50にはテント場に着く。撤収作業、ザック整理中スカート部亀裂発生した。冷えている中無理やり押し込んだためである。押し込みすぎは駄目である。
村営の銭湯(500円)に入り食事もできた。帰路の渋滞を心配したが、笹子トンネル以外は問題ない。しかし順調に来たものの川島IC下車してからHさん以外の人の思い込みが激しく大きな倉庫を左折すべきとの意見が強い。Hさんナビに過去の走行破線があり、この交差点でと言いつつも、他の人は大きな倉庫がないので、もっと前方に進めの人間ナビの声が強い。(前回も同様なことが起きたとの事)行けどもいけども大きな倉庫はない。なんのことはない。思い込みで指示していたものである。大きな倉庫は東松山IC下車したときの大きな倉庫が目印であった。順調に来ていたものの遠回りする羽目になる。人の思い込みは禁物である。 (Se.O記)
〈 あなたは人を信じますか?ナビを信じますか? 〉 帰りまで飽きない楽しい山行であった
コースタイム:
1/12(土)
大宮6:30-阿智村駐車場11:40頃-広河原登山口(テント設営)12:35頃
1/13(日)
広河原登山口5:50-1716m地点7:20-尾根分岐9:20-恵那山山頂10:25-展望台10:30-尾根分岐11:30-
-1716m地点12:33-広河原登山口13:30-テント撤収・ゲート駐車場14:25-入浴-大宮21:40頃
・湯ったり~な昼神(日帰り入浴施設) TEL0265-43-4311