山行実施日2016年4月29日 標高1,358m
奥武蔵から奥多摩に抜ける位置に東西に連なる長沢背稜への尾根は、登山道がついているものだけでも東から、滝ノ平尾根、仙岳尾根、有間山稜、仙元尾根、フナイド尾根、熊倉山からの尾根、白岩山の尾根、等、多数ある。そのうち、秩父鉄道武州中川駅から南方向、若御子山あたりからフナイド尾根を5キロほど南下したところに矢岳は位置している。今回は、この正統的なルートは通らず、西側の秩父中央一般林道を車の行けるところまで行き、そのトンネルの手前に車を止めて登り始めた。少しずるしているとは言え、長い林道と、稜線に至る少しバリエーション的な(昭文社の地図でも破線となっている)急な登り、稜線に出てもアップダウンの激しい道行で、結局なんやかんやで8時間もの山行だった。矢岳という名前は、私としては今回の大宮労山50周年記念企画がなければ、出会わなかったかもしれないが、さすが大宮労山の猛者の方々には広く知られていて、登りたいという声は多々聴いていたので非常に楽しみだった。稜線上には木が生い茂りほとんど展望は無いが、確かに、西からの尾根や北西からの尾根は岩っぽくて玄人好みの山なんだなあ…と感じた。私も、体を鍛えていつかは、この北からの尾根を登り、平気で長沢背稜に至り、酉谷山から熊倉山を経る長大なルートを苦も無く登れるよう頑張ろう!ハードな山行だったが、日差しにも恵まれ新緑の美しさは、得も言われぬもので、たまに見ることができたヤマブキ等の花にもとても感動したた。初めてご一緒したK藤さん、久しぶりの長躯の山行とのことだったK端さん、そしておなじみの島Dさん、(記 O知)
メンバーO知(L)、K端、K藤、島D
コースタイム:秩父中央林道トンネル前9:00 - 11:05エボシ岩-13:15矢岳-13:30(昼食)14:45 – 15:20エボシ岩15:30 – 16:50駐車位置