2018年10月2日
1.「山の夜とビバーク」A部さん 資料参照
<ビバーク経験のある会員からの報告>
・道迷いで下山遅れになるため、ビバークしたがヘッドランプでの行動は難しいので
早めにビバークの判断をし、ヘッドランプでの行動は止めたほうが良い。
・沢登りの詰めで大ヤブになり、200m進むのに2~3時間かかり道迷いし、その上雷が鳴り始めて、3人パーティーでツェルトを使用してビバークした。
・ビバーク訓練を八ヶ岳で行ったが、とても寒かった。あまりよく眠れず、5時ごろになると鳥の鳴き声が聞こえた。ビバーク訓練をしておくと恐れずにビバークの判断ができる。ビバークすると体力は回復すると思う。
・小さくても銀マットがあると地面の温度を防げる。
・普通のツェルトは460gだが最近買ったピコシェルターは140gと軽量である。
雪山での使用は難しいか。
・ピコシェルターを被り、下半身はザックに入れ、銀マットを敷いて眠ることができた。
風雨の際は難しいだろう。
・ツェルトを立ち木やストックなどで立てて使用するのと、被るのとどちらが良いか?
・湿り気が身体に着くと体温を奪われるので、空気の層があったほうが良いだろう。
・夜中の3時まではどうにか過ごせるが、その後7時頃までが一番冷えて眠れない。
・ペットボトルに湯を入れて、湯たんぽ代わりにする。わきの下や股の間に置いて温めると効果的。何度も温め直せば1時間ずつ眠れる。
・ハッキンカイロは小型・軽量で良い。燃料は3ccで一日持つ。カイロが二つあるとポケットに入れて両手を温められる。ヨドバシカメラや東急ハンズで販売。
・新聞紙を持ち歩くのもよい。
2.マルチピッチの基本操作 T橋おさん
つるべで登る際のロープワーク操作方法を実践していただきました。他会員からもいろいろな意見が出て有意義な時間になりました。狭い講義室でやりにくかったと思います。次回はぜひ、外岩での実践をお願いいたします。
報告者:MS