2021年6月5日
2021年6月12日
沢登りの知識技術を習得するために入会するが、会山行への参加ができずにいた。昨年は10本しか登れなかった。今年はそれ以上に登りたいとモヤモヤしていた。そんな折、I橋さまの事を小耳にしました。しかし、まったく面識がありません。自分の中でどうすれば良いか悩みましたが、お断りされる覚悟で3月末突撃メールを送信。なんと雪山シーズンが終わってからでも良ければ・・・と快く承諾の返信がありました。なんと6月3回に分け練習会を実施して下さる事となり気持ちが高ぶりました。
第1回目 6月5日 土曜日 ワラビ入り
事前準備のメールで「ワラビ入り」?? うーん、どこの沢? 蕨山? 山の名前は知っているが登ったことはない。ネット検索で情報収集するがワラビ入りの情報は薄い。まぁーなんとか準備も整い集合場所、名郷バス停でI橋さんを待ちます。初対面でもあり勝手ながら沢やのI橋さんを想像している間に、にこやかに颯爽と登場。
本日の内容:沢の歩き方・滝の通過方法・懸垂下降。入渓地点から丁寧でわかりやすい沢の歩き方を指導して下さる。私はフェルトソールでの歩きが苦手である。今まではラバーソールが主であったがヌメリに弱い。
なるほど、なるほど勉強になります。沢山の事を丁寧に教えて下さるのだが、帰りのバス時間もあり途中から沢下降となる。
沢下降をした事がない私は怖くゆっくりペースになるが、I橋さんは当然の如く速い。スイスイと下り見えなくなる。さりげなく足場の悪い時の歩き方を伝授して下さる。
時間に余裕があったので、立木を利用し肩がらみの懸垂練習。これも初めてだったのでロープが肩と股間に食い込み痛い。怖かった
第2回目 6月12日 土曜日 海沢下部
本日の内容:へつり・ラッコ泳ぎ・ザックピストンなど
今回は8名での練習会となりました。A島さんとは初めましてでした。泳ぎが苦手な私は不安でいっぱい。入渓地点では、準備体操から始まり胸まで浸かり水に慣れるところから始まりました。「ああー冷たい」と全員が声を上げる。やはりこの時期の海沢は水が冷たく寒い。
釜の深い場所で、I橋さんが浮力を利用しラッこ泳ぎを実践して下さる。本当に浮くのか心配だったが浮いた。プカプカ浮いて楽しいが、何回も練習すると寒くてガタガタ震える。
次はザックピストンの練習。寒さで震えながらもI橋さんは準備の為、何往復もされるが笑顔を絶やさない。その姿が全員に安心感を与えて下さる。「沢の神」です。
全員のザック・ウエアーから水がポタポタと滴り落ちている。スリング2本でザックを固定しビート板で泳ぐようなイメージで釜を突破する。GKさんがロープで後続者を引き上げて下さいました。
この後、何回も釜泳ぎがあり寒くて体が思うように動かないことに気付きました。目の前に足場があるのに足が重くて上がらない。ザック・ウエアーも重い。体力が消耗するとできない動作が増えることも実感した。貴重な体験でもありリスクを学ぶことができた。
もー泳ぎでお腹いっぱい的な感じとなり、後半は自分でも少し泳ぎが上手になった気分になり楽しくなる。
へつりでドボンしながらも終始にこやかに指導して下さるI橋さんの姿に「神を感じた。沢が好きなんですね。憧れの沢やさん」でした。
これに懲りずに未熟な私に伝授してください。
メンバー:
6月5日 リーダーI橋、U飼、T井、T川
6月12日リーダーI橋、A島、GK、U飼、T井、T川、O川、M田
記:T井