2023年10月 第一例会(学習会)報告

2023年10月 第一例会(学習会)報告

10月 第一例会(学習会)報告
1. 日 時 1 0 月3 日(火)1 9:30 30~2 1:00
2. 参加者 シーノ9 名、オンライン1 1 名 計2 0 名
3. テーマ(講師) 読図(O野さん)
4. 内 容
読図は登山をするからには必須のスキルである。ただ、最近時においてはスマホのアプリ等が皆手軽に使えるので、その必要性を感じる場面は少ない。しかしながら、スマホは電池が切れたらそれでおしまいだし、最近では中国地方の山でスマホを山頂近くの藪の中に落とした人がそこから2 km 離れた沢において遺体で見つかった事故もある。
それに対して、地図とシルバコンパス(これを考えついた人は天才だと思う)は、見通しが効く前提ではあるが現在位置を確認することが出来る優れものである。ただし、それをするにはある程度のスキルが必要だ。だけども、一回やったら判ったつもりになるけれども、すぐに忘れてしまう。このため、毎年毎年学習会のテーマとなっている。
講師のO野さんは、そんな出来の悪い受講者達に対して懇切丁寧に教える。さすが、落ちこぼれの高校生相手に数学を教えていただけの事はある。
行きたい方角を知るために、地図上で行きたい山頂などを自分がいる場所(判っている前提)までの方位を磁北線に併せたシルバコンパスの矢印を廻す。で、それを自分の腹の前で方角を確認する 判らない人多数 。
その逆で、シーノの学習室上の1 点から(見えるはずの)仲町郵便局と宮町郵便局の方向を壁に紙を張り、その1 点に立つ前提でシルバコンパスの矢印を廻す。で、それを磁北線が引かれている地形図に落として(ここが判らない人多数)、仲町郵便局からの線と宮町郵便局郵便局からの線が交わるところの点が今いるところ(説明を聞いて判ったような判らない様な人多数)。オンラインで誰かが、「ああ~駄目だ~」とつぶやいている。
O野さんの説明は更に続く。1 1 月2 5 日の中部ブロック読図山行での地形図上から尾根と谷を表示していく(これは実際に山に行く事前にすると効果大)。
最後に、地図上の登山道は実際の登山道とは違う可能性があること、2 万5 千図では4 cmが1 km であること等を説明して学習会は終了。
読図は来年も学習会のテーマとなるでしょう。
(記:H高)

 

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