比叡山クライミング in 宮崎 至福の宮崎 4日間

2022年4月8日~11日

日程

4/8 成田発7:20で熊本へ

レンタカーで比叡山へ

TNカンテとフリーに分かれる

4/9 第一スラブ(ノーマル、スパー)とフリー

に分かれる、元福岡労山の6名と合流

4/10 ナックルスラブ、3KNスラブ、TNカ

ンテでマルチ

4/11 高千穂峡、天岩戸神社観光、地獄温泉入浴 熊本発20:10で成田へ

宿泊 日之影キャンプ村バンガロー

参加者:T田(L)、Y城(SL)、S田と、MS、M田、O武、N倉、O川

そそり立つ比叡山1峰

宮崎・比叡山クライミング合宿

T田

8名の大所帯で、はるばる九州まで遠出する山行のリーダーということで色々心配でしたが、無事山行を終えることができた。まずは、参加者の皆さんの協力に感謝。また、マルチのルートの先導役、2日目夜のバーベキューのセッティングなど元福岡労山の方には大変お世話になった。あらためて九州の方のホスピタリティの高さを認識。今回の出会いをきっかけとして、お互いの交流が出来ると良いですね(既にSNSで繋がった方もいるようです)。

マルチルートが約60もある宮崎・比叡山周辺はクライミングのメッカ。花崗岩の迫力ある壁、周辺の雄大な景色はやはりメッカに値する。今回は、新緑と桜やミツバツツジも加わり華やかに。また、温泉、焼酎、鶏料理なども堪能でき、かつ天気も最高で、ほんと充実した4日間だった。今回、宮崎に応募できなかった方々、用事で急遽キャンセルになったU飼さん、また機会を作るので、是非参加下さい!

1日目

成田空港のLCC早朝便で出発。航空券は安いものの、やはり成田空港第3ターミナルは慌ただしい。なんとか皆さん無事に乗り込んで快晴のなか熊本空港に向かう。途中、由布岳、九重連山、阿蘇山がくっきり見え、これからの山行にわくわくする。

1日目は、TAカンテと呼ばれる比叡山では初心者向けの5ピッチのルート。N倉・O武、MS・T田ペアで組んで快適に登った。S田と、M田、O川はフリールートで足慣らし。Y城さんは…ごめんなさいリーダーのミスで1日目にクライミング用品受け取れず、タケノコ・ワラビ採り。でもこのタケノコ・ワラビが絶品。さすがグルメ太郎です。夜はお肌に良さそうな泉質の日之影温泉と温泉に設置されている食堂で宮崎発祥の「チキン南蛮」を頂きました。口コミの評判通りこのチキン南蛮は絶品。宿泊は日之影キャンプ村のバンガロー、明日からのクライミングに向けて乾杯です。

2日目

福岡組と比叡山前で合流。まずは自己紹介をしてみんなで記念撮影。相談の結果、本日は比叡山の代表的ルートである第一スラブ、第一スラブスーパーに登ることに。どちらも福岡の方に先導役をお願いし、第一スラブは、N倉・Y城・O武組、第一スラブスーパーは、M田・O川・T田組で登攀。先導して頂いたのでルート取りはばっちりと思ったが、比叡山はボルト数が少なく、各ピッチが45m程度と長いため、先行ルートを見失うなど、なかなかルート取りは難しい。それでも雄大な景色を見ながら8ピッチのルートを登りきった。途中、顔見知りの福岡県登山学校の講師陣3人で出会ったのにはびっくり。久しぶりの出会いお互い話がはずみ、かつ時々助言・指導頂きながら登れることが出来たのも大きかった。MS・S田と組は明日に備えて第一スラブの一ピッチなどでフリー練習。

さて、夜はお楽しみのバーベキュー。Y城さんが宅急便で送った3kg肉に加え、福岡の方も肉や野菜などを持参して下さった。福岡のN島さんがプロ並みのバーベキューの腕で、美味しい食材がさらに美味しく。また、福岡のA井さんが持ってきた焼酎・甕雫がまさに絶品で、みなさん飲みすぎ。今回のメインイベント?というほどに盛り上がった。

肉に焼酎に尽きない話とみんなの笑顔

3日目

大宮組は二日酔いで少し寝坊。でも福岡の方は早く起きてさわやかな顔で大宮組を待っていた。さすが九州人は酒に強い。

3KNスラブを登る

今日は、初日マルチルートに登れなかったM田・O川・Y城組がTAカンテに。N倉・O武組が比較的難しいナックルスラブ、MS・S田と・T田組が3KNスラブに挑んだ。二日酔いのためか、T田がリュックを下に忘れたり、ルートを少し間違えたり等のアクシデントがあったが、夏日の暑い中なんとか無事に登攀終了し、3日間のクライミング三昧を終えた。最後は千畳敷と呼ばれる場所で比叡山一峰をバックにみんなで記念撮影。

4日目

最終日は高千穂観光。計画に合わせたようにこの日だけ雨。天岩戸神社、天安河原、高千穂峡の観光を楽しんだ。高千穂は食材も豊富で、マンゴーフロート、昼食の地鶏焼きが最高に美味しかった。最後に阿蘇にある地獄温泉で4日間の疲れを取り、熊本空港から成田空港に無事戻った。

みなさまお疲れさまでした。 

至福の宮崎4日間 比叡山のクライミング   フリー組 S田と 

昨年末にT田さんからお誘いがあって、参加表明したものの、その後故障続きで一時参加を断念して、LINEでのやり取りも結構スルーしていて、本当にモチベーションがないまま過ぎてしまっていた。正式に断りもせず、気持ち的にグダグダして、最後の訓練の長沢には参加することになって、そこで前向きになり、行こうと心に念押ししたはずなのに、行く1週間前には股関節の状態も回復せず、再び断念か?と思った矢先にU飼さんの不参加の報告。

そんなこんなで、もう不参加を表明する選択肢もなく、T田さんに「フリーだけでもいいですよ!」と背中を押されて、ギリギリ行くことを決めて成田空港で皆さんの笑顔に出会えた、受託手荷物のアクシデント?も何とか乗り越えてテイクオフ、快晴の空の旅が始まった。

もちろん熊本空港も晴れていて、阿蘇山系の膨大な外輪山と内輪山の間の国道を10人乗りの快適なレンタカーで一路日之影町のキャンプ場に向かう。山間のキャンプ場だが場内は奇麗に整理されていて、しかもバンガローの室内はウッディーな作りで広くとても快適だ。

さ~て、1日目の出発です。あれ?管理棟に行くも管理者不在で、Y城さんのクライミング装備一式が受け取れず、本日2度目のアクシデント。フリー組のO川さん、M田さんともどもマルチピッチには行けず、Y城さんは散策兼山菜取りに出かけた。

さて、マルチ組を見送ってO川さんとM田さんでフリーのエリアに行くけれど、T田さんから借りたトポにはないルートがひしめき、どれが易しいのかわからず右往左往、やっとこそれらしき5.8のルートを見つけて、クライミング開始です。まあ、花崗岩ですが小川山程ツルツルもせず適当にホールドもあるので、取り敢えずトップロープをセットする。しかし登り始めて花崗岩のスラブは、そう簡単ではない、股関節も万全ではないのでアッサリOSは諦めて、プリクリップでテンション掛けまくりってトップアウトです。

M田さんにバックロープを引いてもらい、隣のルート(10.a位?)にもセットしてもらい、2本のルートを楽しみました。午後の西日を受けながら4時過ぎまで登って終了です。

2日目もフリーでMSさんとマルチの1ピッチ目を3ルートほどトライして、前日と同じエリアで登ろうとしたが、アプローチの記憶があいまいで、取り付きまで四苦八苦、何とか辿り着いてクライミング開始。しかし故障だらけの身体にモチも乏しく全然登れない!MSさんはリードで登り5.8?はマスターOS、隣のルートは1テンで抜けて快調でした。

3KNスラブを行く

3日目はマルチピッチを登らせてもらい、比叡山の展望を楽しんだ。比叡山いいエリアです、体調が良ければまた行ってみたいと思いました。

 

宮崎比叡山マルチピッチクライミング MS

眼下の雪を頂いた南アルプス、登山道がよく見える国東半島の山並み、レンタカーから眺めた阿蘇の外輪山の大きさに感動しているうちにいよいよ比叡山の岩稜に到着。

一日目はマルチピッチ入門のTAカンテ5ピッチをT田さんと登る。1ピッチ目の岩を潜り抜け出るところがアンバランスで怖かった。緊張といきなりの岩場で気持ちが後ろ向きになってしまう。つるべで登る自信がなく2、3ピッチ目もフォローで、4ピッチ目どうにかリードするが先に見えるビレー点手前の樹でピッチを切ってしまい反省。

三日目はT田さん、S田とさんと3人組で3KNカンテ6ピッチをつるべで登る。花崗岩でフリクションが効くが、比較的簡単なマルチルートにはピンがとても少なく、20mをフリーで登るのは緊張した。クライミングなのに藪漕ぎからの支点作りをしてまたまた反省。

上り詰めた尾根は岩尾根でロープ無しで降りる怖さ、心細さは半端なかった。私の気持とは反対に尾根から眺めは穏やかで、萌えだした木々の緑が美しい。

二日目はS田とさんとフリーのルートを登ったが、どのルートにもしっかりとしたペツルの支点がついている。しかし土曜日だというのに誰も登っていない。もったいないと思ったが、比叡山はマルチピッチを楽しむためのクライミングエリアを実感した。

 

N倉  

比叡山初日の午後はTAカンテルート。取付までは20分程度で、比較的歩き易いアプローチでした。天気は晴天で山桜が風に揺れてヒラヒラと落ちて来る素敵なスチュエーションでスタート!ひなたに出るとやや暑いくらいでした。準備期間から半年程度は経っていて待ちに待った初日だったせいか、モチベーションも高く、O武さんと組み簡単なピッチの方をつるべで登る事が出来て初日の登りは無事に終了。残りの2日に向けて自信が付きました。

2日目は福岡の方たちと合流して、私は第一スラブ ノーマルをO武さんとY城さんと3人で登りました。福岡のA井パーティが先に登ってくれていたので、初日に比べ、ルートも探し易く、隣のルートも福岡のN島パーティがすぐそばに良くみえて、高度感で足がすくみながらも、心にゆとりを持って登る事が出来ました。

3日目は、ナックルスラブノーマルルートを登らせていただきました。

宮崎ルールはどのルートも易しい箇所にペツルはなく、先行の福岡パーティの姿も途中から全く見えず、普通に楽しめる筈のルートが苦しい場面も有りましたが、最終日もペアだったO武さんのお陰で最後まで頑張る事が出来ました。今回の比叡山を企画していただいたT田さま、他T田さまと一緒にいろいろとご尽力いただいた方々、ありがとうございました。また、ご一緒していただいた方々も大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

O川 

4月8日から11日までT田さんリーダーの下、宮崎の比叡山マルチピッチクライミングに参加してきました。思えばクリスマスハイクの帰りに『一緒に宮崎行かない??』と声を掛けてくれたU飼さんの言葉がきっかけでした。クライミングに少し消極的だった私に、前向きになる機会を与えてくれました。とてもとても感謝しています。ありがとう。

とは言え、マルチ用のクライミングシューズ(TC PRO)の購入が出発一週間前だったり、比叡山のルート確認が出発前日だったり、飛行機の出発ロビーで二つにして持ってきてしまった受託手荷物をビニール袋に入れガムテープでグルグル巻きにして一つにしたりとか! 充分な準備ができていたとはとても言えないのですが、今までの経験の中で一番クライミングと向き合うことができた3日間となりました。

1日目は、フリーで身体の動きや花崗岩での足の使い方を教えていただきました。2日目は、T田さん、M田さんと比叡山1峰南面第1スラブスーパーへ。私は1ピッチ目と最終ピッチをリードしました。落ちられないプレッシャーとグレードによってボルトの数が決まっている比叡山ルールに緊張しながら何とか登りきることができました。長い長い一日でした。

3日目は、Y城さん、M田さんとTAカンテ。前日の疲れで身体が重く思うように登れない。1ピッチ目のカンテで少しテンションしてしまった。苦手なところはこれからしっかり取り組んで行きたいと思いました。

クライミングを通してたくさんの方たちと感動を共有し、繋ることができた宮崎での4日間。掛け替えのない貴重な時間となりました。ご一緒してくださったみなさま、ありがとうございました。

 

O武 

青い空、爽やかな風、桜やつつじが咲き乱れる素敵なエリアで、明るくポジティブな福岡のクライマーと信頼できる大宮労山のメンバーと供に、夢のような楽しい時間を過ごすことができました。皆さま、本当にありがとうございました。

 

Y城

岩も食事も温泉も九州は最高です。また行きた~い。グルメ温泉情報は以下の通り

食事

あまてらすの隠れテラス:天岩戸神社から天安河原の途中にあるカフェ。マンゴージュースフロートが絶品。絶対飲んでください。

高千穂鶏の炭火焼き吾平店:目の前で焼く噛み応えとコクがある炭火焼地鶏風鳥。口が疲れるけど美味しい~

温泉

日之影温泉:宿泊先日之影キャンプ村から5kmの元日之影温泉駅にある温泉、割引券があれば400円で入れます。アルカリ性単純泉でぬめりがあって気持ちよい。

地獄温泉:熊本空港と比叡山の間にある温泉。湯船の底の泥からお湯が湧き出るすずめの湯が有名。白濁した単純酸性温泉でクライミングの疲れが癒されました。長湯注意。

 

M田

★12月にT田さんから募集があった時、「マルチは1回のみ、T田さんと外岩でご一緒したのは3回ほど、スキル的にはあの程度ですが、ご検討ください」というメールに対して、「易しいルートもありますから大丈夫ですよ」と返信を頂き、4か月もあり、目標があると練習も頑張れる!と思い、参加することにしました。今回のために木戸壁カンテ、つづら岩、幕岩等練習の機会も設定してくださり、マルチに行けると思っただけでうれしく、大変心強く感じました。が、準備半ばで あっという間に当日を迎えたような感じでした。

★今回は1日目のフリーからずっとO川さんとパーティを組みました。2日目の第一スラブ(スーパー)では1ピッチ目からO川さんリード、O川さんの前向きに取り組む姿勢を見て、こういう姿勢が積み重なって自信へとつながるのだろうなと思いながら、後に続く。私は3P目をリードしたが、ルートを大きく間違える、大岩を見て右に行くルート、誰が見ても右なのになぜか左と思い込み進み、行き詰まる、声も笛も届かない、焦るのみだが、当然ですが登ったら一人で対処するしかないと改めて感じる。3日目のTNカンテでは1P目で落下し、振り子のように降られる。支点と自分のいる位置を認識し、今落ちたらどうなるか考えないと…と。緊張も手伝い目の前のホールドを探すのに一生けん命で、先を見通しせず進んでいっているような登り、基本がないと実感。勉強して経験値を増やし、次に進みたいと思いました。比叡山は1Pも長い、ボルトも少ない、ルートも8P等と長い、今までのマルチとスケールの違いを感じました。第一スラブから戻った時、魂が抜けた顔をしているよ…と。疲れました!!でもあのスラブを登ったんだよとT田さんが教えてくれた斜面を見て驚き、自分にちょっと感動したり。

★観光付きの今回の山行、行ってみたかった高千穂峡の奇岩に魅了される。面白さと不思議さと見飽きない。4回の阿蘇の噴火によるものだという。レンタカーで走った時も左に内輪山、右に外輪山を見て、阿蘇の凄さを知った今回の旅、クライミングに加え温泉にグルメ、そしてマルチに対する情熱と全てにおいてエネルギッシュなステキな福岡の方たちとの交流とてんこ盛りの4日間。皆さま ありがとうございました。

右側のスラブを登りました

福岡のメンバーと一緒に