三百円の朝食に感動! 強風、石ゴロゴロの磐梯山

山行実施日;2009.10.10-11
参加メンバー;Ma.S(L)、To.S、To.F、hama

朝、起きた時、青空。当初朝食を取らずに出発しょうと、計画していたが、天気も良いし、磐梯山の近くにいるので、たまにはゆっくりするのもいい、ユースホステルで朝食を取ろうということになった。なにせ朝食は三百円だからね、どんな朝食をだすのか、興味があった。食堂に入る。テーブルの上には、グラタン皿の中にキッシュ、マーガリン、ももジャムがのっている。とてもおしゃれな盛りつけ方だ。カウンターの上には、手作りパン(五種類)、キャベツとバナナのサラダ、手作りドレッシング、飲み物はコーヒー、紅茶、牛乳、どれも自由に食べられる。おいしい。これでどうして三百円?安すぎ、信じられない。これじゃ、毎朝、食べに来たい。

三百円の朝食にすっかり感動し、お腹いっぱい食べて、さて、食堂から外を見ると、先ほどまで、よく晴れていたはずの天気がおかしい。急にあたり一面ガスがかかり、薄暗くなり、怪しげな風が吹き出し、横なぐりの細かい雨まで降り出した。「なんだ、なんだ、これは?」みんな一斉に、廊下にあるパソコンのまわりに集まり、天気情報をのぞいて、「これだからな・・山の天気はわかんないよな。」と言っている。ああ・・これじゃだめだ、と、みんながっかりし、部屋に入り、どうするか相談が始まった。諦めきれず、再度パソコンをのぞきこんだ。すると、今度は雨雲の動きが変わり、昼ごろ晴れてくるのがわかり、あわてて出発。まだ細かい雨が降っていたが、明るくなってきているので、先を急ぐ。磐梯ゴールドライン、料金所、エ!?・・・あわてて財布を広げる。730円、チョビットしか、走ってないのに、今や千円の時代に高すぎ!

9時40分、八方台登山口に到着。ところが、二か所ある広い駐車場がすでに満車状態。しまった! もう、あとのまつり。駐車場係りの人が二人いて、100㍍先の路肩に停めるよう指示された。そうか、あの悪天候の中でも、早々と来ていたのか、路肩に止められただけでもよかったと、思うしかない。
雨はいつの間にか、上がっていた。10時05分登山開始。歩き始めは、広いゆるやかなブナ林。ブナ林の紅葉がきれい。とっても気持ちいい。視界が開けて明るくなり、プーンと硫黄のにおいのする、中の湯についた。登山道脇にブツブツなにやら、噴出しているが、指を突っ込むと、冷たい。中の湯から上は紅葉真っ盛り。北海道の紅葉に負けていません。本州生まれの私は磐梯山の紅葉を大いに自慢したい。ここからは、急登が続き、左側が切れ落ちていて、ロープ柵から、火口原、火口壁がよく見える。火山のすさまじさに驚く。一休みするにはちょうどいいが、人が多くてダメ。深呼吸して、次の急坂に進む。木々の隙間から、大小の湖が見え隠れしてきた。細長い広い湖は檜原湖。その他、湖がいくつも見え、福島県にはこんなにたくさんの湖や沼があったんだと、あらためて、びっくり。(福島県といったら、猪苗代湖と檜原湖しか知らなかった。大小の湖の名前を聞かれても、答えられない。地図で初めて知る湖の名前と場所。地理の勉強になりますね。自分は、関東の人間なので、福島県の地図を丁寧に見たことがなかったのです。福島県は、森と湖にかこまれた県なのですね。)

急登が続いていたかと思うと、下りがあり、頂上を目指したいのに、やだー。やっと山頂部が見えだした。めざす山頂は、首を傾けて、見上げなくてはならないくらい高い。あんなに高いのかと、げんなりしてしまった。今日はもうすでに登る人より、下ってくる人のほうが多い。我々の出発がいかに遅かったかが、よくわかる。のんびりしすぎてしまったと、反省しながら、列をつくって下山してくる人をよける。「こんにちは」は、もう疲れた。どの人も雨具着用。我々は雨具をつけていない。雨が降ってないからね。「山頂はガスで展望なし、」と、答えていた。早い人はあの急変していた天気の中を登ったのでしょう。そう思うと、ゆっくりのほうがよかったのかな。山頂部はガスや雲がどんどん流れていて、風がすごく強く、寒そうだ。山頂近くになると、笹の中を登るので風よけがあって本当によかった。

弘法清水小屋に大勢の人がいた。こちらには寄らずに山頂へいそぐ。ここからは、ガレた急登。「あと、5分」と下山してきた人に励まされたが、その5分が長かった。やっと上が明るくなり、木がなくなって、もしかして、もしかして、やっと、とがった石ゴロゴロの山頂にたどり着いた。吹き飛ばされそうなすごい風。体がふらつき、倒れそうになり、体を低くかがめ、大きな石にかじりつきながら、上にあがった。呼吸をするのも苦しい。空はすっかり青空だが、展望を楽しむどころではない。吹き飛ばされて、転落しそうだ。仲間一人が帽子を飛ばしてしまった。帽子の行方を見ているのだろうか。身を乗り出している。「やめてください!」と、リーダーに注意され、やっとあきらめたようだ。がっかりしている。命と帽子が引き換えになったら、たいへんです。

12時25分山頂到着。南側に私の良く知っている猪苗代湖が見える。日本全部が猪苗代湖みたいに大きく広がっている。地図で見るより、はるかに大きい、(なんて、へんな表現かな。)とにかく、大きくて、びっくりした。360度の大展望といいたいが、風が強すぎて、展望は楽しめなかった。大勢の人が風をうまくよけて昼食を食べていたので、我々も風の来ないところで昼食。

12時50分下山開始。ゾロゾロ大行列の下山となった。前がつかえて早く歩けない。そのうち、自分の足が遅いのか、人が少なくなった。滑らないように慎重に歩いたつもりだったが、2回も木道の階段で、すってんころりん。ドロンドロンの田んぼ道状態なので、すっかり、ズボンを汚してしまった。

14時40分駐車場に戻る。風が強すぎて展望が楽しめなかったのが残念。磐梯山は景色がくるくる変わる楽しい山だ。夏の花畑も見たい。会津磐梯山は宝の山ョ・・・自然に昔から伝わる民謡が口から出てきました。が、どんな宝なのでしょうね。そして、どうして、おはら庄助さんが出てくるのでしょう。ご存じの方、教えてください。来年の夏、もう一度アンコール。あのユースホステルも。(hama記)

八百円の夕食に感激
今日は四つ星YH、会津野YHに宿泊。
なんと言っても夕飯が八百円! どんなものが出るんだろうね? と期待しながらペンション風のこぎれいな食堂に行きました。すると壁には「今夜のメニューはわっぱ飯」と書いてあり、主人に「皆さんお好きなのを選んでください」と言われました。みんなはそれぞれ三色わっぱ飯、さくら肉わっぱめしを注文しました。
部屋に帰って「わっぱ飯だって~、じゃあ駅弁じゃん。」「冷たいまんま出てくるんじゃないの?」「チンぐらいしてもらおうよ。」とみんながっかりしました。「後はついてても味噌汁くらいかね。」「八百円だからね。」などといいながら、食堂に入ると、高級レストランのようにきれいにセッティングされたテーブルの上に、いろいろなおかずが素敵な器に盛られてたくさん並べられていました。みんなびっくり。八百円でこんなに豪華であっていいの? みんな嬉しくて、ほくほくで、感動して食べまくりました。
以下、詳しいメニューです。

・さくら肉わっぱ飯
・三色わっぱ飯(鶏肉・玉子・鮭そぼろ)
・わかめともやしの酢の物
・素揚げかぼちゃのひき肉そぼろあんかけ
・サバの味噌煮枝豆添え
・味噌汁(白菜・油揚げ)
・お漬物(きゅうりのピクルス風)           (To.S記)