オーストリア『インスブルック周辺スキー場巡り』の10日間

旅程:2012年2/9 → 2/18
2/9(木)成田空港13:10 → ドイツ・ミュンヘン空港、チャーターバスでインスブルック
中央駅前20時頃グランドホテル・ヨーロッパ着。
2/10(金)ザルツブルック市街観光。
2/11(土)キィツベルスキー場。
2/12(日)ソルデン SOLDN スキー場。
2/13(月)ドロミテスキー場。
2/14(火)天候、前日の予報でスキーには適しないため自由行動。3グループに
旧城見学、スチューバイスキー場、休養とインスブルック市内観光組に。
2/15(水)オーバーグルグルスキー場に行くが天候悪化のためホテルに引き返し
インスブルック市内観光。
2/16(木)サンクト・アントンスキー場。
2/17(金)グランドホテル・ヨーロッパ10時出発 → ドイツ・ミュンヘン空港
2/18(土) → 成田空港11時着。解散。
参加メンバー:他会員とMa.A 総勢8名。

2/9()時差8時間。搭乗時間11時間、チャーターバスでインスブルックグランドホテル・ヨーロッパ20時頃着。ホテルの室内は意外と広くセミダブル2台、水回りも広く余裕だ。Ma.AはTさんと同室だ。

2/10(金)時差と初日という事でガイドのYさんの計らいでチャーターバスでザルツブルック市街観光に。ザルツブルックは塩の町の意であるとの事。ミラベル宮殿から旧市街へモーツアルト生家や大聖堂その他見学し15時迎えのバスに乗車しホテルへ戻る。チャーターバスは昨夜ミュンヘン空港からホテルまでと最終日までの移動用に我々の費用で借り上げた車両だ。今後このバスで移動すると共にガイドのYさんも最終日までご一緒だ。ここでYさんの紹介を簡単にするとインスブルックに居住しガイド業をしている日本人だ。奥様がこちらの方だと聴いている。B山岳会の会員と姻戚関係から、その紹介でもう過去4年連続で今回のYkリーダーさんはYさんにお世話になって当地に来ているそうな。そしてこの地の通になっている。

今回のメンバーはYkさん(リーダー)の紹介の元にチームを構成し中でも複数回来ている人もいる。またこの8人のチームは一人を除き青島を含め7名は以前からのスキー仲間でもある。

2/11(土)キィツベルスキー場へ。とても寒い。日本と同じくこの地も寒気団が南下し非常に寒い日だと、スキー場は-18~-20℃位だろうと。またこんなに寒く感じたりインスブルック市内にこんなに降雪あったりする年は余りない現象とガイドは言っていた。

スキー場は峰から峰へととても広く。景観も素晴らしい。私の全く個人的な感覚で表現するなら単純に苗場スキー場の5倍から8倍の広さだろうか。当地の雪質は固く、バーン全体が固いカリカリだ。アイスバーンのところもある。雪質は日本のニセコか富良野(十勝岳周辺)が一番。他は知らないので。だが秋田駒ケ岳も良かった、時期にもよるがあっちこっち上げれば切りがないが矢張り日本の雪はいい。海外もいいが行って見て初めて日本の良さが分かる。でもこの地のスキー場もまた格別なものだ。行って見て滑っての比較だ。

2/12()ソルデン SOLDN スキー場。ワールドカップの行われたスキー場だ。ここもとても広く第一に景観がいい。日本にはない景観だから更に良く見えるのだろうか。雪質は昨日より全体的に柔らかく滑りやすい。寒さも少し緩んだような気がする、寒くはない。なんといっても景観がいいね。言葉で説明できないね。来て見て見ないとね.

昼食はロッジで昨日同様、混雑度は日本と同じよって時間を少しずらすと空席が出る。バイキング方式で皿に好きな物を取りレジにて支払いするがその量がなんと多いと云うか大きいと云うかその半分の量でいい。今日はYkリーダーさんのスキー仲間が日本から来ていて先に席を取ってくれていた。このロッジで待ち合わせていたのだろう。

午後は13時から滑り出しワールドカップのコースへ。そこはアイスバーンの急斜面だ。少し滑りかけたがアイスバーンのためコース外へ逃れたがこんなところで怪我でもしたら笑い物だ。16時過ぎまで滑り迎えのバスでホテルに。

 

 

2/13()ドロミテスキー場。リフト一日券を購入する。シニア券は65歳からだ、どこも同じだがシニア券が無いスキー場も有。証明書はパスポートだ。あるいは要求しないところも有る。65歳未満は50EURO札で少しお釣りが戻り更にスキー終了時にカードを返却するとまたコインが戻る。日本円で4,500円位だ。ロープウェーを一本乗って行くとそこは別世界だ。これがドロミテかと改めて感激した。景観がいい。目前に『セラ山』イタリア語で馬の鞍と云う意味なそうだ。この『セラ山群』を一周する反時計廻りの23kmだ。ゴンドラ・リフトの機動力を活用し乗り継ぎ滑走を楽しむロングコースだ。

反時計廻りも有りでコースの要所々々に『SELLA  RONDA』と書かれた標識があって反時計廻りが青色で時計廻りが橙色で表示されている。我々はガイドのYさん先頭に反時計回りの青色に沿って進行する。今日までの4日間は快晴、とてもよい天気に恵まれた。そんな事からスナップ写真も随分と撮ったが出来栄えは如何に。ガイドのYさん始め皆の行動移動が速いため写真を落ち着いて撮っている隙が無く。何でもいいからシャッターを押すだけ。一寸目をそらすともう移動し私の方が行方不明になりそう。行方不明になったら大変。ゲレンデが広く言葉も出来ない携帯も無い。この3日間も大変だったこの後も見失いよう十分注意し付いて行かないと。我がチームも今日まで私を含め既に4人の行方不明者が出ている。

やがてワールドカップのコースを滑ると出発地に戻る。ここで終了し靴を履き替え屋台のコーヒーを飲む。そしてホテルに。

2/14(火)今日は天気が悪い。ホテルから外の様子は小雪が舞い寒そう。前日からの予報が当たった。前日帰路のバスの中でこの天候を予測し打ち合わせ済で3班にてそれぞれに行動する事に。旧城の見学。スチューバイスキー場行き。市内観光と休養に。私青島とTさんは後者の市内観光と休養だ。ゆっくり朝食とコーヒーを取り9:30ホテルを出てスーパーに。大きな建物にスーパーが入っていろいろなテナントの専門店もある。ここでお土産などを購入した。また繁華街に出てスポーツ店など見て回る。日本より安価な値段だ。

途中スーパーで昼食を済ませ14時にホテルに戻る。Tさんは再度買い物に出る。私はベットで一人リラックスしデジカメのモニターをのぞきながらウイスキーをそして昼寝をした19時から皆揃ってホテル内で夕食。今晩も赤ワインを飲みすぐ寝てしまう。

2/15(水)オーバーグルグルスキー場に行くが天候悪化のため11:50ホテルに引き返しインスブルック市内観光に。午後からYさんの案内で改めて見学する。が、寒かった。バス車中が暑かったせいか中間着を一枚脱いてきた失敗。繁華街を歩きYさんお勧めの喫茶店に入る。ここでケーキに生クリーム添え+コーヒーを頼む。この地では評判の店だ。お客さんも店内いっぱいだ。

また小雪の舞う寒い外で観光の続きだ。クリスタルで有名なシュナイダーでキーホルダーなど購入し、ここで解散。個々に夕食を済ませる事にした。

2/16(木)サンクト・アントンスキー場へ。天気が悪くゴンドラ・ロープウェ・リフトが半分も動いていない。滑れない状態では無い。よって最後だから滑る事に。リフトの一日券の代金はどこも同じ位日本円で4,500円位。ゴンドラ・リフトを1,2本と乗っている間に天候も回復しつつ帰る頃にはもう上がっていた。15時バスに戻って帰路途中のホテルに立寄りお茶をしてホテルに戻った。今日も楽しいスキーだった。

明日は帰る日だ。夕食はYさん含め最後の晩さん会だ。19:15に黄金の屋根前に集合。それまでに皆個々に最後のお土産購入のため三々五々走りまくっていたようだ。私もTさんも走っていた。でも私が買いたいと思ったものは買えなかった。残念だった。

私はホテルで見た絵、それにガラス工房店に2回訪問したが閉店、今日で3回目だ、良く見ると小さく営業時間9時から17時まで、この時間には当然行けず購入できなかった。Yさん紹介のレストランに入りそれぞれがまたYさんの通訳でオーダーした。私は赤ワインにエン川に生息するマスのオイル焼き風に、そしてジャガイモを添えたものをオーダーした。エン川とは旧市内を流れる川でインスブルックの地名を由来する川とか言っていた。

食事は赤ワインと共においしく頂きホテルに戻る。スーツケースにスキーの衣類やお土産やらを詰めまとめてから寝る。

2/17(金)今日は帰る日だ。朝食の後にスキー板を梱包してグランドホテル・ヨーロッパ10時出発 → ドイツ・ミュンヘン空港へ。Yガイドはここまで見送りと搭乗手続きの手助けを → 成田空港11時着。解散。長いスキー旅行だった。リーダーのYkさんには
計画の時点から今 まで大変お世話になった事を改めて感謝とお礼申し上げます。有難うございました。

また同行して頂いた皆様にもお礼申し上げます。最後になりますがYガイドにもお礼申  し上げます。機会が有りましたならまたドロ申し上げます。機会が有ったら次回のドロミテは時計回りに。そして冬は当然ながら夏も秋もいいかなーあーと。

 今度は一眼レフを持って但しゆるりゆるりゆっくりと訪問して見たい。(Ma.A記)

 

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