中部ブロック 地図読み山行 「御正体山は三年後越し」

山行実施日;2013年11月16日
参加メンバー;Zu.O、Sa.H、Sa.H、Ki.K、G1

行程:池の平駐車場9:45発・・・1235m11:33・・・1436m12:45・・・山頂13:45/14:10・・・池の平駐車場16:30

中部ブロックの地図読み山行は、私にとって欠かすことの出来ない、楽しみな山行の一つ、雨でのびのびになっていたのですが、今回3年越しに前から行きたかった御正体山に行きました。

家で待っていると、7時にH竜さんが来てくれ、ブロック長のO野さんと3人で出発、途中の中央高速での事故渋帯で都留市の池の平の登山口には遅れて9時40分に着きました。

直接に行ったH谷川さん、ハイジのK坂さん、5人で、予定通りに虹の木橋を渡ってすぐの尾根の末端から取り付きました。

ここの高度は750メートルで、ここから南南東に伸びている杉と雑木の尾根を詰めていくと1235メートルのピークに着きました。この地点から左に30メートル下って、尾根は東北東につながっていました。

1436メートル地点のピークには12時45分に着き、更にすすむとだんだん笹に覆われてきましたが、踏み跡が出来ており、背丈をこえる笹のトンネルをくぐって進むと主尾根に突き当たり、さらに30分も歩くと1681メートルの山頂に着きました。

登り始めて4時間、標高差約1000メートル、誰にも会わずしずかで、木々の間から見え隠れする真っ白な富士山を眺めながらの、落ち葉を踏みしめての気持ちの良い登りでした。

ちなみに、2003年の山と高原地図「高尾・陣場」ではこの尾根はシキリ尾根と書いてありました。

登山道を離れ、地形図で現在地を確認しながら目を凝らし、五感を働かせ自然と一体になりながらの地図読み登山は、今の時期にぴったりの醍醐味のある登り方だと思っています。

山頂の展望は良くなかったのですが、小広く開けて気持ちよく、小さい社が立っており、昔は養蚕の神様が祭られて麓の人達の信仰を集めていたようです。何本かある一般道から次々に登山者が単独やグループで登ってきてにぎわっていました。

少し休んでから下りは、一般道も今の時期、落ち葉でわかりにくい所もあったのですが久しぶりのK坂さん、大宮の人と山のことや趣味のこと、徳重さんのことなども出で、楽しくおしゃべりをしながらの下山でした。

所々に石仏や朽ちた社など残っていて、昔の山里の暮らしが偲ばれこの山の魅力をより一層深いものにしていると思いました。

最後は沢沿いのゴロゴロ石の歩きにくい登山道で、老化の進んだ膝には少々こたえましたが、心はすでに来年の地図読み山行にむかっていました。   (Ki.K記)

 

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