写真集「ヒマラヤ仰望Ⅱ-憧憬の山々を仰ぎみて」

2018年5月18日

1997年5月に『遊び人』になって20年が過ぎた。当初描いていた夢や希望はほぼ望み通り達成できと思っている。15年目の2011年には一区切りとして山登りの山行記録も含めた自画自賛の写真集を制作してきた。遊び人の第二幕は少しスローながら、体力の続く限り『遊び人』らしく活動を続けたいと思っていた。その後も以前にも増して山遊びと写真に頑張ってきた。

2001年から始めた山岳写真、2007年からは個人企画でネパール・ヒマラヤへ出かけてきた。その後も海外写真山行のほとんどを個人企画で続けてきた。
サミットを含めた海外の写真山行は第二幕では7年間で14回、それ以前とほぼ同じペースで出かけた。ネパール・ヒマラヤでは主要な山群のほとんど歩き多くの山々を撮ってきた。ゴーキョへは5度も訪れている。ランタン谷ではランタン氷河最奥まで歩いて、ネパール側から仰望のシシャパンマを眺めてきた。
それ以前の写真山行で撮り残した山々を探しては再訪してきた。また、フイルムの「相反則不軌」作用を利用しての再訪がさらに増えた。
訪れるたびに新しい発見もあり何時も新鮮な気持ちで朝に夕にシャッターを押してきた。心残りの場所や景色はあるが、それなりに気持ちや体力が必要になり、ヒマラヤ通いはそろそろ終わりにしようかなと思っている。

第二幕で撮りためた写真のまとめをと考えて、写真集「ヒマラヤ仰望Ⅱ」を作ることにした。今回も写真集の編集・制作をしていただいた(有)遊人工房・飯嶋清さんに大変お世話になり感謝申し上げます。
岩・雪・沢・尾根などの山遊びにご一緒していただいた「大宮労山」の人たち、共にヒマラヤ写真山行や登山にご一緒していただいた写真・岳友仲間の人たちに心を込めて感謝申し上げます。

最後にこの21年、時には約一ヶ月半近くも家を空けて遊んでいる『遊び人』のわがままを容認してくれた妻には感謝申し上げる。
古希を過ぎて少しスローではなく、第三幕はあくせくせずストレスを感じないような遊び人になろうかと思っています。

岩崎照幸「遊び人」ホームページ

ヒマラヤ写真撮影紀行

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2018年4月   岩﨑照幸

仰望;あおぎのぞむこと。また、
心を寄せて慕うこ

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