ツェルトビバーク訓練

2018年10月13日

持ってはいるものの。。ツェルト体験訓練 U田  

いつもザックには入れてあるツェルト。寒い時に被ったことはあるものの、ちゃんと設営したことはなかった。今回キャンプ場でのツェルト体験は良い機会と思い参加した。他に、ビーコンによる探索、ロープワークと盛り沢山のメニューである。

12:30 根古谷森林キャンプ場に到着。キャンプサイト途中に、野菜の直売所があり、枝豆・根菜類・葉物も並ぶ充実ぶり。テント一張1,080円とリーズナブルなキャンプ場!

到着後、ベースとなるテントを設営する。

先ずはツェルト体験。

思い思いの場所に、自分なりにツェルトを張っていく。張る方法として、樹々にロープを渡しツェルトを吊るす方法、トレッキングポールを支柱として張る方法の2種類に分けられる。

樹々にロープを渡して吊るす方法は、ピンとロープを張るのにコツがいるようである。

自分はポール2本を使用する張り方を練習した。ツェルト底面を結び4隅をペグで固定する。屋根のループに自在付張縄を結ぶ。120㎝位に伸ばしたポール石突を上にしてツェルト短辺から少し離して建て、ポール先端を支点に張縄をⅤ型に地面にペグで固定する。反対側も同様に固定する。側面のループにも張縄を結びお腹を膨らませるように引っ張り地面に固定する。内部に入ったとき、より膨らんだ状態で張れれば、身体が生地に触れることを防ぎ、結露・風による影響を受けにくくなるとの事。ネット動画で事前に予習したおかげで、何とかテント?状の形を保った張り方ができた。

四隅・サイドの張縄を固定するペグは、落ちてる枝を利用する人も。いつもペグを持っているとは限らないしね。

ものすごくコンパクトな一人~二人用のピコシェルターなる物も。そのまま被ってポンチョにもなる優れものとのこと。横になれる広さは無いものの、しゃがんでビバークできる空間を確保できている。背中側に寄り掛かれるような樹、岩があると楽に体制を保てるとのこと!

いずれの張り方も内部でツェルト生地に触れると外気温・結露等の濡れの影響を受けるので、折りたたみ傘等で空間を広げ、シートで身体を覆うとより快適になることを学んだ。

次は、ビーコン探索体験!

隠してもらったビーコンを探し出す練習。

横一列に数メーターの間隔を開けて探索開始。他にテントを設営している家族連れもいらっしゃるので、遠慮がちに捜索。

無事発見できたものの、結構時間が経っていた。

次なる課題を与えられ、探索開始。今度は複数埋まっているマークが! 前回よりはスムーズに発見できたが、少しでも早く発見できるよう訓練を積まないと難しい。

最後はロープワーク。簡易ハーネス、ムンターヒッチ、クローブヒッチ、等々繰り返し練習・実施しないとあっという間に忘れてしまう。

直売枝豆を茹で、反省会開始。

講習内容をかえりみつつ日が暮れてゆく。

反省会終了後、2時間程各自のツェルトで過ごす。銀マットを引き、横になるとウトウトできた。風もなく気温もそんなに低くなかったので快適だった。

最後はベーステントに集合して、各々晩御飯を頂きながら反省会2!

翌日は藪山歩きなので早々に終宴となる。

10月14日(日曜日)

明け方にバラバラと雨がテントを叩く音がした。空模様が思わしくない。ということで藪山は中止に。

ゆっくり撤収してお風呂に向かう途中、空に青空がちらちら顔を出してきた。今回、山歩きはできなかったが、内容のある週末を過ごす事ができた。ありがとうございました。

新ツェルトゴー         TN

今回の会山行は
①ツェルト体験
②ビーコンでの捜索
③ロープワーク
と、目的は三つ。
捜索はビーコンがやってくれるでしょ(多分)。ロープワークは“習うより慣れろ”でしょ。問題はツェルトだなぁ。私のツェルト、新品のまま使った事無いよ。しかも、ツェルトの中で、暗い山中、二時間も一人で過ごすの⁈ 恐いよー! 二時間たったら即テントに逃げ込んじゃおうっと。
と言うことで、キャンプ場到着後ロープワーク開始。何通りかやった。やり方は分かった。でも、名前と一致しない。使い方は分かった。でも、明日には忘れるだろうなぁ。やはり“習うより慣れろ”だ。
次はビーコン。一台を隠して探査開始。大丈夫。これは機械がやってくれた。
次が問題のツェルト。おニューのツェルトを引っ張り出して広げてはみた。初めてだよー。どうやる? 細引き使う? ストック使う? 見かねて、H竜大先生がロープを張ってくれた。そのうち、H川さんK池さんが、そしてS田とさんまでが手伝ってくれる。仕上げはH竜大先生。
どーにか張れた。銀マットを敷いて横になる。あれ? 案外いける。意外と快適。でも、一人で二時間耐えられるかなぁ。恐いよー。
ツェルトの中で本格横転。ムム? どこからかいびきが聞こえる。さすがH竜大先生太っ腹! 隣のU田さんの方向からは、衣摺れならぬ寝返りの音。あちこちから色々な音が聞こえる。まるで同じテントの中にいるみたい。へー、結構聞こえるんだ。意外だなぁ。
まだ残り一時間。寒い! ハイキング時のビバーク設定だから、シュラフは無い(はず)。足も肩も寒い。風邪ひくよりマシだ。えーい、シュラフ使っちゃえー。へへ暖かい。内緒内緒。何もすること無し。暇だー。時計を見る。も少しガマン。
声がしてきた。あ、もう時間だ! やったー。テント行こ行こ。これで終了だ。よしよし、これで心置きなくお酒が飲めるよー。 

 

ツエルト体験に参加 I村      

今回用意した物

アライテントのスーパーライト.ツエルト1(1~2人用) 280g 設営時:間口90×奥行200×高さ90㎝ 収納時:10×10㎝ 軽量テントとしても使用可能 ¥9,500(本体価格)

ツエルト張綱セット(4m×2本)自在4個付 50g 軽量ペグ8本(ロープ吊り下げ時4本。トレッキングポール利用時8本使用) 6㎜6mロープ(ロープ吊り下げ時に使用)3㎜20㎝細引き(プルージックコード)2本.100均の小さなカラビナ各2個 スリング1本・カラビナ2枚 トレッキングポール(W)

① 立ち木を利用してツエルトを立てる方法

片側の木にボーラインノットでロープを固定。もう片側の木にスリングを巻き付けガルダーヒッチを準備(カラビナのゲートは同方向)ロープを強く張る。

ロープの真下にツエルトの中心を持ってくる。四隅をペグダウン。事前にツエルトの底部は結んでおく。ロープにカラビナ(小)をつけた細引きをプルージックでつり下げ、本体の金具に連結。

吊り下げたツエルトの張り具合は、プルジックを移動する事で調整できる。ロープが外側にあるため、雨が降っても内部に雨露が流れ込む心配がない。

② トレッキングポールを利用する方法

他の方が書かれていると思うので、省略。

今回の収穫

1.ポールで立てた場合、出入りしやすいように30㎝程離してポールを立てる。私はプルージックコード2本を連結して、使用。

2.室内?で寒い時、冷える部分をレスキューシートで巻く。

3.レスキューシートに耐用年数があることを知らなかった…

K池

ツエルトはもって歩くものの、実際には荷物置きにしか使ったことがなく、今回初めて中で過ごす体験をしました。
まず、一人で張ることができてほっとしました。他メンバーにポールの使い方のアドバイスをもらえたり、自分でも張る場所の工夫をするなど考えながら出来たことはとても良かったと思います。
実際の体験は、ピコシェルターながら意外と横になれることがわかり、思ったより小ささが気になりませんでした。銀マットの大きさは身体を全て覆えるものが必要とわかりました。身体の下にひくだけの大きさだとちょっとずれると土に触れたり若干不快でした。足はザックに入れないと寒さが直にくるのだと実感しました。本番?はザックに入れて対応します。また、ペグは4本あると大分役に立つとわかり、大して重さもないので持ち歩くことにしました。これからピコシェルターを購入予定の方がいらっしゃれば、ファイントラックのものをおすすめします。
理由は、
●結露対策がされている生地が採用されている
●前ファスナーがあるので出入りが楽
●ポンチョにもなるので、被っても使える
ただし、あくまでもピコなので、厳しい季節の山行には、もっと大きいものをグループで保有する必要があると思いました。
(個人装備+大きいツエルトを共同装備に常にすることが安心)

実際に使う機会は欲しくはないですが、体験は必要と感じました。

H川

普段ザックに入れているのが一人用のツエルトで握りこぶし大の大きさです。

実際にビバークで使ったときは持っている物を着込みツエルトを巻き付けて一晩を過ごしました。

今回の体験では小さいツエルトでも横になって寝れるようにしてみました。3㎜7mの細引きを使い、片側を木に固定しツエルトを吊るして反対側はストック2本を立てました。ザックの背に入れている薄い銀マットを敷き、はみ出した足はザックに入れ横になります。寒かったのでエマージェンシーシートを巻き付けばっちりです。包まった中が濡れていたので工夫が必要。風が強く雨が降っていたら、一人用のツエルトを張って横になるのは無理かもしれません。

S田と

会の技術講習のツェルト体験、当初の場所も佐野市の根古屋森林公園キャンプ場に変わっての計画。お昼に集合のまったりした予定、到着予定の前に腹ごしらえで佐野ラーメンを物色していたら、たまたまあったラーメン屋さんが、佐野市でも人気店の「押山」と言うお店でした。さすがにグルメ太郎さんの臭覚は凄い! チャーシューがおいしく、単品の餃子が半端ない大きさでお腹がいっぱいで、先着のH竜パーティーと合流です。

早速キャンプ場のなだらかな場所に形も色もそれぞれのツェルトを設置する。私はいつもハイキングで携帯している、8㎜×20mの補助ロープで木と木に結んで設置したが、「ロープを中に通すと雨の時に雨水がロープを伝わって入ってきますよ!」と言われて修正です。

ピコシェルターでは上手く設置すると2人でも雨風が凌げることも分かってとても勉強になりました。

その後、ビーコンの訓練とロープワークも行って中身の濃い訓練でした。

〈メンバー〉

L:H竜、SL:Y城、S田と、H川、I村、TN、K池、U田

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