「山急山」の読み方は?

2022年5月8日

ゴールデンウイーク後半、遠出の予定がリーダーH竜の不参加により中止。前々から予定していた山行だったが仕方ない。渋滞も考えて近場になった。でも、やはり、この時期はまだ『藪岩』でしょ。

グレートなリーダー不在で、ニューリーダーのT羽さんちょっと緊張ぎみ? 今までより入念な下調べをしてきているようだ。さすが。よろしくお願いします。

登山口らしき所着。看板があったが、小さくて分かりづらい。沢沿いだ。ちょいと脇の薮に踏み込んだT羽さんの靴に茶色のフニャフニャが! あ、ヒルだ! へー、これがヒルなんだ。格闘5分。T羽さんが言う 『なんとか』 という山ビル駆除剤で退治! 25℃になってないのに。気づいて良かったあ。

気を取り直して出発。取付きから杉林のザレた急登だ。落葉も積っている。西上州らしい雰囲気だ。しかし、赤テープが結構ある上、尾根筋も明瞭。が、昨日雨が降ったらしく滑る。急登が続く。やがて大岩が現れた。右に巻く。次は出合い。アプリで確認すると尾根が違う。早めに気づいて良かった。そちらの尾根に乗るためまたまたザレた急斜面をよじ登る。落ちるよー!

ルンゼが現れた。ロープがある。あらら、嬉しい。ザレ場よりずっと登りやすい。

最後のルンゼ

いつまで急登なの? フー少し休ませてーと言っているうちにロープがあり、見上げると尾根がある。這い上がって尾根到着。上から見下ろすとかなりの急勾配だ。ここ下山だったら怖いわ。

そこが五輪岩と山頂の分岐。平和な尾根歩きだ。直ぐに五輪岩なる大岩に出た。尾根の先端は眺望バッチリ。表妙義はいうに及ばず、丁須の頭のハンマーズロックもはっきりと見える。『浅間隠』なのに隠してない、丸見えだと言うT羽さん。まあまあ。

妙義山

更に山頂を目指す。ロープあり、ふみ跡あり、更には案内板あり。バリの割には丁寧なのかなぁ? ロープ有りすぎ。なんて言いつつ山頂への分岐を逃してしまった。まずい。巻き道から登る。山頂は狭く眺望もない。来ただけ?

山急山の山名版

じゃ降りよう。山頂の次には大岩。回り込むと登れるが丁須の頭のその頭とはまた別の高度感がある。(あそこは怖かったぁ)

写真中央・大岩を回り込むT羽さん

 

大岩の頭

山頂の尾根の先から下降する。岩場のトラバースがあるが、ここにもロープあり。更に先はザレ場の急降下だ。わっ! 滑った! 止まらない!

こら!写真撮るな

こちらの尾根はほとんどが自然林だ。陽に濾された柔らかい緑にツツジのオレンジが映える。気持ちいー!

急斜面なので、休憩もできない。ちょっとの緩斜面を見つけ、リュックを立木に固定してやっと休憩した。フー気が抜けないねー。ザレてる、急降下だだの言っているうちに、杉林になってきた。あれ? もう登山口!

所要時間4時間もかからない山だったが、どこも急坂。その名の通り『山急山』だった。

あ、この山の読み名だが、打田鍈一氏によると、一般的には上から読んでも『やまきゅうやま』下から読んでも『やまきゅうやま』だが、地元では『さんきゅうさん』と呼んでいるとの事だ。因みにお向かいの『谷急山』は『やきゅうさん』らしい。

メンバー (L)T羽 T中

天気 快晴

コースタイム(休憩含む)

P7:40~五輪岩8:20~山急山9:35~P11:20

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